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タイガースWebマガジン 2017年11月安藤優也ファーム育成コーチ

安藤優也ファーム育成コーチ インタビュー

Q:16年の現役生活、お疲れ様でした。

安藤:ありがとうございます。

Q:これまでを振り返ってみると、どんな野球人生でしたか?

安藤:僕は法政大学からトヨタ自動車の社会人野球、そしてプロの世界へ進んでタイガースでその野球人生を終えました。振り返ってみると、僕はある意味厳しい道のりを選んできたなと感じています。さまざまなターニングポイントがあり、その度に選択を迫られてきました。進む道を決める時にいつも一番に考えたのは、自分はどの道を選べば後悔しないのかっていうことです。選択した時点で、成功するかしないかはわからないですけど、チャレンジしなかったことで悔やみたくなかった。あえていばらの道を選んできたのは、そういった思いがあったからです。

Q:野球人生における、一番のターニングポイントはどこだったんでしょうか?

安藤:法政大学の時ですね。肩の調子が思わしくなく、もういっそ野球を辞めてしまって地元の大分で就職しようかと悩んでいたんです。散々悩んだ結果、選んだのはこのまま野球を続けていくということでした。自分の人生の5年後、10年後を考えた時に、果たしてどちらを選ばなかったことを後悔するのか…そう考えての選択でした。今から思えば、そこが一番のターニングポイントでしたね。悩んでいた時に、社会人野球の道を選んで、そこからプロを目指せと恩師に勧められたことも決め手になりました。

Q:やらなかったことを後悔したくないという思いは、プロ野球に入ってからより強くなったのでしょうか?

安藤:強くなったと思います。プロに入ってからは、常に変化し続けていたいという意識が強くなっていたので、もしかしたら大失敗するかもしれないっていう場面でも、現状維持よりもあえて前進する道を選んでいました。というのも、失敗することの怖さよりも、何かをやり残すことが嫌でした。だから、現役時代は体のつくり方や体調管理など、こうした方が良いっていわれたとこは徹底的にやりました。それが失敗したこともありますけどね(笑)。

※このインタビューはコーチ就任決定前にインタビューいたしました。

第2回の更新は11月10日(金)。お楽しみに!