Belive in Tigers 執念

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巨人vs 読売ジャイアンツ戦
9/8,9

負けられない「伝統の一戦」
菅野との投げ合いを制して、小野のG倒が見たい

菅野との投げ合いを心待ちにしているのが8日先発の小野だ。「(菅野は前回の登板で)ピンチの場面で0に抑えたり、そこは全然自分と違った」と脱帽。今季2度目の投げ合いに「いい経験になる。自分のピッチングに集中しながら、勉強できればいいかな」。球界を代表する投手との投げ合いを制して、セ・リーグで唯一白星を挙げていない巨人を相手に8勝目を狙っていく。金村投手コーチは「小野も(9日先発が予想される)青柳も状態はいいので、普通に投げてくれればいい。大胆にいってほしい。(好調の)打線が点を取ってくれると思って投げて欲しい」と、連戦を控える先を見据えて先発陣に奮起を求めた。
151日ぶりの一発に目覚めの予感が漂う大山に期待する。菅野との対戦成績が12打数5安打、打率4割越えという相性ももちろんだが、9月に入って20打数9安打(打率4割5分)1本塁打と絶好調。新人ながら昨季は75試合で7本塁打を放ち、キャンプでは金本監督に打線のキーマンと指名された。しかし、不振で6月には2軍落ちも経験。それでもがむしゃらにバットを振り続け、不断の努力で状態を上げてきた。16年のドラフトで一緒に“虎の門”をくぐった同期の小野、才木、糸原の活躍にも負けていられない。
3位・巨人とはわずか1ゲームと僅差。上位進出へ向けて、まずは目の前の敵を倒すことだけに集中する。

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