Belive in Tigers 執念

DATA

中日DeNAvs 中日ドラゴンズ戦
横浜DeNAベイスターズ戦
10/5,6

5日先発の小野は前回登板の雪辱を果たすべく「持ち味を出して投球したい」と意気込む

 2018年シーズン最後の甲子園。クライマックス・シリーズ(CS)進出を争いあう巨人、DeNAとの戦いが続く。今季の猛虎はここまで20勝38敗2分と本拠地で苦戦が続くが、「執念」を見せ、来季に向けて気持ち良く締めくくりたいところだ。

 9日の試合に勝てば3位が確定しCS進出が決まる巨人はメルセデスが先発予定だ。シーズン途中からローテに加わったドミニカ出身の左腕は、虎相手に容赦なく3戦2勝、24イニングでいまだに無失点と無双状態を続けている。四球もわずか4と自滅型ではなく、とにかく好球必打で振り抜くしかない。中8日と悠々の登板間隔で挑んでくる相手に、このまま終わる訳にはいかず攻略の糸口をみつけたい。

 10日のDeNA戦が今季ホームでの最終戦になる。ベイ相手には今季16勝8敗と圧倒しているが6日のゲームは延長10回、島田のサヨナラ打で何とか振り切り勝利。数字通りの楽勝ムードではない。特に、来日1年目で40本塁打に到達、2003年のタイロン・ウッズ以来15年ぶりの快挙を成し遂げたソトは難敵だ。阪神戦で12本のアーチを描き、うち6本が甲子園と猛威をふるっている。とにかくソトの前に走者を出すことは厳禁だ。
平成最後の縦じまも、残り5試合を切った。来シーズンに向けて、最後の意地を見せて欲しい。

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