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超変革!金本監督リポート

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2016.2.10
厳しく明るく。金本節も全開


実戦形式のシート打撃も開始。金本監督は投手、野手の仕上がりの良さに満足げな表情を浮かべつつ、過去2年は故障に泣いた西岡の練習に取り組む姿勢を“徹底マーク”。金本節も全開で「厳しく明るく」のキャンプが幕を開けた。

■第2クール初日(6日)
▽10時 室内練習場で日本代表の小久保監督からあいさつを受ける。「(選手を)鍛えるのでお願いします」と虎ナインの日本代表入りを猛プッシュ。

▽11時 小久保監督とメイングラウンドで江越のフリー打撃を見守る。その後、陽川、福留らに打撃指導。

▽12時 メイングラウンドでシートノック、走塁練習をチェック。この日はブルペンに足を運ばず。

▽13時 岩崎、岩貞ら先発ローテ候補の左腕らが投げたシート打撃をチェック。「僕の中では急上昇。先発ローテのチャンスもある。直球とフォークの腕の振りが同じで能見のいい時みたい」と岩貞を絶賛。

▽14時 昨年限りで引退した関本氏からインタビューを受ける。その後、室内練習場でティー打撃を行う鳥谷のもとへ。

▽15時 今キャンプ、特別講師として参加した「4スタンス理論」を提唱する廣戸氏と熱心に話し込む。足のどこに重心をかけるかで人間の身体特性をA1、A2とB1、B2の4種類に分類する「4スタンス理論」。金本監督は、かかとの外側に重心のかかる「B2」タイプの診断を受けた。「自分を知るということ。選手のきっかけになればね」と意図を説明。囲み取材を終え、17時前に球場を後に。

■同2日目(7日)
▽10時 朝から好天に恵まれる。

▽11時 キャッチボール、投内連係を見守った後、ブルペンへ。岩崎、能見ら先発ローテ候補をチェック。ブルペン滞在は今キャンプ最長の40分。

▽12時 メイングラウンドに戻り、桧山氏から借りたスマートフォンで打撃練習を行う大和を録画し本人と並んでチェック。「疲れてくると構えから前に突っ込んでしまう」と画像を見せながら指導。陽川を後方、正面など様々な角度からチェック。。

▽13時 鶴、二神、秋山が登板したシート打撃では一塁走者に積極的に盗塁を仕掛けるように指示。「キャッチャーの練習もある。(2盗塁の)荒木は足だけでも期待できる」と走塁面の「超変革」に着手。

▽16時 囲み取材。二塁争いでは西岡が1安打、上本が2安打。三塁争いでは右中間三塁打した今成、前日(6日)のシート打撃で本塁打をマークした新井らのアピール合戦を歓迎。「今成のバッティング、新井のパワーは捨てがたい」



■同3日目(8日)
▽10時 球場入りの際、阪神ファンで知られる俳優・石田純一と握手。メイングラウンドに登場した際はスタンドの園児からの「金本監督がんばれ」の声援に帽子をとり、手を振る。

▽11時 ランダウンプレーではこの日、捕手組として練習、声を出し盛り上げた今成に目を細める。

▽12時 ブルペンへ。その後、広島時代のチームメートでもある西山氏とメイングラウンドに戻る。

▽13時 鳥谷、岡崎らを直接指導。

▽14時 「西岡はどこでやってるの?」と鳥谷と西岡が特守を行うサブグラウンドへ今キャンプ初めて足を運ぶ。「やればできる子。やってないだけ」とヤジを飛ばし、発奮を促す。一方の鳥谷には「(キャプテンとして)応えよう、変わろうとしてくれている」と目を細める。

▽15時 特打を行う北條に実技も交え熱血指導。

▽16時 特守を行った西岡をいじり、笑いの絶えない囲み取材。

■同4日目(9日)
▽10時 川藤OB会長らから激励を受ける。その後、元ヤクルト監督の古田氏と話し込む。

▽11時 フリー打撃を行う西岡に熱視線。ランチ特打を行った新外国人・ヘイグについては「変わったことはない。振れてきているかどうか、ヘッドスピードが上がってきているかしか見ていない」と信頼を置く。

▽12時 今季から本塁ベース上でブロックが禁止になることを受け捕手陣やコーチ陣を集め話し合い。

▽13時 シート打撃をネット裏から見守る。「昨日(8日)は野手の仕上がりがいいなと思ったが、ローテ投手や実績ある投手が出てくるとやっぱりピッチャーかな」。新戦力の高橋やローテ入りを確約している岩田の仕上がりの良さに笑顔。



▽15時 8日に続き北條を指導。1時間のマンツーマン指導。「昨年はファームで(本塁打を)10本打っている。いくらファームでも10本は打てない。長打力は僕のルーキー時よりある」と素材を高評価。

▽16時 第2クールを総括する囲み取材。西岡を最優秀選手(MVP)に指名するも、8日と同様に西岡いじりは変わらず。11日からの紅白戦での1軍生き残りをかけた争いが始まることを予告。

11日の紅白戦前には始球式対決として下柳臨時コーチとの3打席限定のガチンコ勝負。ファンサービスも忘れない指揮官。「張り切っているのは下柳だけ」と苦笑いも「ピッチャーが有利だが、不利な状況の中でも執念を野手に見せられるように」と意気込む。一方で、選手たちにとっては1軍の生き残りをかけたサバイバル初戦。「誰かを2軍に行かせないと。みんな状態はいいが、やっぱり落とさないといけない。次の紅白戦から内容、結果を細かくチェックするようにバッティングコーチに言う」と見極めを開始する。