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超変革!金本監督リポート

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2016.2.24
金本監督オープン戦初采配初勝利。
シーズンに向け準備も着々


20日の楽天との練習試合で初黒星、21日のヤクルト戦(浦添)ではオープン戦初勝利を挙げた。
しかし、金本監督は勝敗に一喜一憂することなく選手を見極めるべく目を光らせている。22日の第5クール3日目にはバント練習で失敗続出の投手陣に苦言を呈するなど開幕まで残り1か月。これまで以上に厳しさが増してきた。

▽9時 楽天との練習試合に備えて早めの球場入り。

▽10時30分 打撃練習中にノックバットを手にして身ぶり手ぶりを交え、片岡コーチと話し合う。

▽13時 楽天との練習試合開始。開幕投手最有力の先発・藤浪が3回6失点(自責2)と大乱調も「試そうとしている雰囲気があった。まだ未完成な投手。逆にその分、伸びしろがある。その伸びしろを伸ばすために彼が試行錯誤をしているんだろうから、全く何も心配ない」と問題なしを強調。

▽14時 今成が左翼席へソロアーチ。ベンチ前に飛び出して肩を叩いた。

▽16時 対外試合で初黒星も表情を変えず。試合後は室内練習場で大和を直接指導し、メーンに移動してからは江越、陽川の特打を見守る。

▽17時 報道陣への取材対応では、藤浪から適時打の楽天・オコエについて「楽しみですね。高校出てすぐに藤浪の球はなかなか打てんよ」と絶賛。

■同2日目(21日)
▽9時30分 浦添でのヤクルト戦前に宜野座球場へ。試合に出ない残留組の練習をチェックした。

▽10時 就任後、初めての内野ノックを開始。右打席で167本打つもうまくいかず、空振りも6度ほど。鳥谷、西岡から「おい、ノッカー」とヤジも飛び、「西岡、ゴメスあたりに動いてほしかったけど、芯に当たらんかった。恥かいた」と苦笑い。

▽11時30分 藤川のフリー打撃登板を見た後、車に飛び乗り浦添に移動。

▽12時30分 浦添球場に到着。ヤクルト・真中監督とは「また太ったんじゃないの。いいもの食べてるからね」と笑顔で握手を交わす。

▽13時 就任後初のオープン戦開始。試合中は厳しい表情で戦況を見つめる。

▽14時30分 4回2死一塁から秘蔵っ子の横田が右中間に先制二塁打。「見てて楽しいよね。漫画の主人公みたい。練習で出てこないものが試合で出てくる」と評価。

▽16時 5―1で昨年のリーグ覇者・ヤクルトを下してオープン戦初勝利。大和が3安打を放ち、西岡、上本との二塁のレギュラー争いが激しさを増し「セカンドはレベルが高いよね」とうれしい悲鳴。


▽16時30分、試合後の囲み取材を終えて、浦添球場を後にした。

■同3日目(22日)
▽9時30分 球場入り。

▽10時30分 投内連係を見ながら、矢野コーチ、金村コーチと意見を交換。

▽11時 ブルペンに移動し、まずは藤浪をチェック。「今日はフォークが良かったね」と評価。続いて守護神候補・マテオの投球もじっくりと見て「クイック自体をもう少し早くして欲しいし、クイックで投げた時に球の勢いがなくなったりする」と課題も挙げた。

▽11時30分 先発投手陣による実戦バント練習で失敗が続出に「バントは反復練習でしっかりコツをつかめば絶対うまくなるんだから」と厳しい表情。「室内(練習場)で普段やってる時に意識をどんだけ持っているか。『バントの時間だからバントする』とやっているようじゃ甘い。緊張感を持って、しっかりと自分のできる形を覚えないと」と苦言も呈した。

▽13時 打撃練習を終えた江越に下半身の使い方などを指導。

▽15時 居残り特打を終えた鳥谷に声をかける。

▽16時 囲み取材ではバント指導していた平田チーフコーチをいじった。「平田チーフコーチがなんか辞表を持ってたみたいだから。もうバントのことで責任とってね。俺は止めたけどね」と笑いを誘う。最後に満面の笑みで「冗談よ」と言い残し、球場を後に。

■第4日目(23日)
▽10時 宜野座球場に足を運んだラグビートップリーグのヤマハ発動機ジュビロ、清宮克幸監督と談笑。NPBの熊崎勝彦コミッショナーの訪問も受けた。

▽11時30分 室内練習場でのケース打撃を厳しい表情で見守る。

▽13時 天気が回復し、午後からは屋外での練習。ゴメスに打撃指導。「どうしてもピッチャー寄りに顔が流れてしまっている」と悪癖を修正。

▽14時 居残り特打の江越を約1時間、付きっきりで指導。「自分でいいイメージを持たないとね。どう体を使えばちゃんとした回転ができるのかを、まだ探しきれていない」と厳しい言葉をかけたのも期待の裏返し。また柵越えを連発した陽川には「いいイメージを持っていた。でもすぐ忘れる。これを忘れていたら今度は本当に(2軍に)落としてやる」とニヤリ。



▽16時 囲み取材では、ドラフト1位の高山について「来るでしょうね」と最終クールの1軍合流を明言した。

最終クールを残しているにもかかわらずマイペース調整を“容認"する福留、ヘイグがひとあし先にキャンプを打ち上げ帰阪。

25日からは高山、板山、育成・原口の3人が2軍から合流する。25日の日本ハム戦、27日の韓国・サムスン戦と2つの練習試合が組まれており、開幕1軍を狙う若虎にとって最後のアピールの場。また、金本監督は試合後に特守、特打を課すことを明言しており、最後の最後まで厳しいキャンプになる。