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超変革!金本監督リポート

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2017.2.28
明るく、厳しいキャンプが終了!



2017年の春季キャンプも仕上げを迎えた。金本知憲監督はキャンプイン前日の1月31日のミーティングで「昨年は厳しく、明るくでしたが、今年は明るく、厳しくでいきましょう」と、呼びかけた。その言葉通り、選手は自分を追い込みながらも、表情は総じて明るかった。最終クールも思い残すことのないよう、懸命に汗を流した。

◆最終クール初日(25日)
▽10時 オープン戦初戦となる北海道日本ハム戦が行われる名護球場に到着。

▽10時30分 北海道日本ハム・大谷のフリー打撃を監督室から見守る。スコアボードの上空を通過する推定飛距離160メートル弾に驚く。

▽11時 フリー打撃で北條を指導。

▽13時 試合開始。開幕ローテ入りが期待される秋山が先発する。


▽13時30分 3回1死一塁で北條が左中間に先制2ラン。正遊撃手を狙う高卒5年目の若虎がオープン戦初戦から猛アピール。「1年前より振る力がついてきているし、スイングスピードも速くなっている」と目を細める。

▽14時 ドラフト5位の糸原が4回1死満塁で右前2点適時打。二塁の守備でもはつらつとした動きを見せて「毎回いい味を出している。何かみせてくれる」とうなずく。


▽15時30分 中谷が7回無死一塁から左越え2ラン。追い込まれてから石川直のストレートをはじき返した打撃に対し「今まで一番弱点だった高めの速い球を打ち返した。中谷も1年前とは全然変わってきている。かなりの成長幅はあると思う」と高い評価。

▽16時30分 試合終了。北條が8回にもこの試合2本目の左越えアーチを放つなど、打線は16安打11得点の猛攻だった。投げては先発の秋山が4回を1安打無四球の7奪三振の圧巻の投球で開幕ローテ入りに前進。金本監督も手応え抜群の表情で球場を後にした。

◆同2日目(26日)
▽10時 中日とのオープン戦のため、北谷球場に到着。雨天のため、室内練習上に向かう。

▽10時30分 室内練習場で、中日の新外国人のゲレーロのフリー打撃に熱視線。「評判がいいらしいね。フォロースルーが大きいし、インパクトが強い」と警戒。

▽11時 雨天のため試合中止が決定。ベテランの鳥谷が遊撃、北條がDHで出場予定だった。「今後も何試合かこういう形あるかも」

▽12時 北條のフリー打撃を指導。

▽12時30分 練習終了。

▽13時 監督室に訪れた女子ゴルフの宮里美香と雑談した後、ファンの声援を浴びながら球場を離れる。

◆同3日目(27日)
▽10時 室内でアップの様子を見守る。

▽10時30分 メイングラウンドでベースランニング練習をチェック。

▽11時 盗塁阻止練習で正捕手争いを繰り広げる原口、梅野、岡﨑、坂本のスローイングに鋭い視線を向ける。

▽11時30分 フリー打撃をゲージ裏で見守る。

▽13時 紅白戦がプレーボール。先発ローテ入りを狙う岩田と横山が先発。復活を期す岩田は3回1安打無失点の好投。「ゴロ打たせていたり、真っすぐも走っていた。本来はパワーピッチャーだから。そこは忘れてほしくないという思いはある。腕振って、強い真っすぐと切れのあるスライダーで空振りをとるという。そこにツーシームを混ぜていけばいい」と原点に戻る投球を期待。


▽13時45分 4回1死、紅組の3番・髙山が左翼席へ先制ソロ。目標と掲げるシーズン20本塁打へ期待がふくらむ逆方向への一発。「浜風という、(左翼方向へ追い風となる)いい風吹くんだから甲子園は。しっかり利用しないと」

▽14時50分 白組の3番手でドラフト2位の小野が登板し、2回を無安打2四球の無失点。髙山との対戦では外角低めの153キロのストレートで空振り三振に仕留めた。「あの球威があれば、打者は一発目で前に飛ばすのは厳しいと思う。自分が打者で立ったとして考えても、下手したら2球はファウルで行かれるなと思う」と絶賛。

▽15時30分 メイングラウンドでリレー競争を見守る。


▽16時30分 梅野の特打をゲージ裏でチェック。

◆最終クール4日目(28日)
▽9時45分 メイングラウンドで上本、髙山、北條の早出特守をチェック。

▽11時 メイングラウンドで投手陣のけん制練習に鋭い視線。

▽11時30分 シートノックを見守る。「技術的に未熟と言えば未熟かも分からんけれど、外野のシートノックを見てても返球が悪い。横にそれることも多い」と苦言。

▽12時 北條らのフリー打撃をチェック。「いちばんいいスイングしている。かなり完璧に仕上がっている。あれで打てないはずがない」


▽12時30分 室内でキャンプの総括会見を行う。「若手選手の底上げはできた。去年の秋のキャンプからシーズンオフにかけて、しっかり体を作って、それの成果が出てる」と手応え。野手のキャンプMVPに北條、中谷、投手のMVPに秋山の名前を挙げた。

▽13時30分 メイングラウンドで輪をつくり、梅野が「優勝できるように頑張ります」とあいさつ。1本締めでキャンプを打ち上げた。

▽14時 宜野座球場を後にする。



キャンプ前に金本知憲監督は、レギュラーは福留と糸井だけと競争をあおったが、キャンプが終了しても全体構想をあえて示さなかった。「まだまだ競争。あと1か月あるので、しっかり見極めて、開幕のベストのメンバーを決めたい」。北條VS鳥谷の遊撃争いを含めて、3月のオープン戦で競争はさらにヒートアップ。12年ぶりのリーグ制覇を目指して、残り1か月で戦う軍団を作り上げる。