8/1(金)~8/3(日)は阪神甲子園球場にベイスターズを迎えての3連戦。
ベイスターズとの対戦内訳は、ここまで9勝3敗とタイガースが圧倒!
『ウル虎の夏2014』が開催される今カードも3連勝で飾りたい!
気になるベイスターズ戦のみどころを注目データとともにお届けします!
ベイスターズとの前回対戦は、静岡と横浜で行われた3連戦。
第1戦は鮮やかな逆転勝ち。2点を追う6回表、マートンに2ランが飛び出し、試合を振り出しに戻す。さらに8回には、1死満塁の好機から代打・関本の犠飛で勝ち越しに成功。投げてはメッセンジャーが7回2失点の力投を見せると、その後を福原、呉昇桓とつなぎ逃げ切った。
第2戦は0-0で迎えた7回表、主砲・ゴメスの2ランで試合の均衡を破る。続く8回には今成のソロで加点した。先発・岩崎は7回無失点の好投で、4月24日以来の今季3勝目をマーク。その後は前日同様に福原、呉昇桓のリレーで零封勝ちを収めた。
連勝で迎えた第3戦は、打線が爆発。序盤にマートンの2本の適時打などで、試合を優位に進める。その後1点差まで詰め寄られるも、9回表に鳥谷の適時二塁打などで5点を奪い、試合を決めた。
このカードを3連勝で終えたタイガースは、対戦成績でも9勝3敗と大きくリード。この調子で本拠地でも3連勝を狙う。
前回カードでは最終的に点差のついた試合もあったが、3戦とも中盤から終盤まで競った展開となった。本拠地で迎え撃つ今カードも、簡単には勝たせてくれずに終盤までもつれる可能性も考えられる。
そんな相手にこそ、代打の切り札・関本賢太郎の出番に注目だ。
タイガースひと筋のプロ18年目を迎える男は、今まさに自分の持ち場で輝きを放っている。今季の代打成績で、出塁率と打点でチーム内トップの成績。マルチに働く新・代打の切り札は、文字通り“つなぎ”と“決める”仕事を果たしているのだ。
7月4日のベイスターズ戦で決勝点となる犠飛を放てば、13日のジャイアンツ戦では、相手先発・澤村を打ち砕く値千金の逆転満塁弾。渋さとド派手さを併せ持つ活躍ぶりは、スタメンの選手たちにも劣らないほどだ。
しびれる場面に登場し、自分の役割をきっちりこなす関本。“今こそ頼むぞ賢太郎”の大声援を受け、ベテランのひと振りが今日もチームに勝利をもたらす。
※文章中のデータは2014年7月24日終了時点
打者名 | 打数 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 打率 | 出塁率 |
---|---|---|---|---|---|---|
関本 賢太郎 | 22 | 6 | 1 | 10 | .273 | .452 |
新井 良太 | 18 | 6 | 1 | 9 | .333 | .400 |
新井 貴浩 | 28 | 7 | 1 | 9 | .250 | .382 |
今成 亮太 | 21 | 6 | 2 | 5 | .286 | .286 |
梅野 隆太郎 | 17 | 2 | 1 | 2 | .118 | .118 |
※データは2014年7月24日終了時点
※代打で10打数以上の選手を対象