8/29(金)~8/31(日)は阪神甲子園球場にスワローズを迎えての3連戦。
ここまで9勝8敗と一歩リードしているが、好調スワローズ打線だけに油断は禁物。
約一カ月ぶりの甲子園での試合。大観衆を味方に付けて、終盤戦へ勢いを付けたい!
気になるスワローズ戦のみどころを注目データとともにお届けします!
スワローズとの前回対戦は、敵地・神宮で行われた3連戦。
第1戦はタイガースが壮絶な乱打戦を制した。タイガースは初回、新井貴のグランドスラムで幸先良く先制。3回表には鳥谷、マートンのソロなどで4点を加えると、その後も攻撃の手を緩めず、終わってみれば23安打20得点の大勝を飾った。
第2戦は最終回で虎の意地を見せる。4点ビハインドで迎えた9回表、今成の2点適時二塁打などで3点を返し、1点差へと迫る。最後はあと1本が出ず、惜しくも及ばなかったものの見応えのある攻防を見せてくれた。
第3戦は初回にマートンの適時打で先制に成功する。マートンはこの後も右へ左へヒットを放ち、3安打2打点の大活躍。試合には敗れたが、優良助っ人らしい一面を見せつけてくれた。
前回カードこそ1勝2敗と負け越したが、シーズントータルでは9勝8敗と勝ち越し中。久しぶりに戻ってきた本拠地・甲子園の舞台で3連勝を狙う。
チーム得点数がリーグ断トツのスワローズ打線。一方でスワローズのチーム防御率は、リーグワーストとこちらは付け入る隙がある。勝利のために投手陣は慎重な投球を心掛け、打線は大胆に攻めることが重要になりそうだ。
そこで今回注目したい選手は、後半戦に入ってから勝負強いバッティングが印象的な福留孝介だ。
7月22日のジャイアンツ戦では、延長12回裏に相手守護神・マシソンからサヨナラ本塁打。8月1日のベイスターズ戦では、延長10回裏にサヨナラ安打を放つなど、劇的な一打は記憶に新しい。
福留が貴重な一打を記録していることは数字にも表れている。打点を挙げた試合でのチーム勝率は.882と打点なしの試合に比べて勝率が大きく変わる。ベテランのひと振りから得点が生まれたなら、タイガースの勝利は目前だ。
約1カ月ぶりに行われる聖地・甲子園での3連戦。福留のバットと本拠地の大声援が、タイガースを勝利へと導く。
※文章中のデータは2014年8月21日終了時点
打点有無 | 試合 | 勝利 | 敗北 | 引分 | 勝率 |
---|---|---|---|---|---|
あり | 17 | 15 | 2 | 0 | .882 |
なし | 57 | 27 | 29 | 1 | .482 |
※データは2014年8月21日終了時点