9/19(金)~9/21(日)は阪神甲子園球場にドラゴンズを迎えての3連戦。
ここまで互角の戦いを続けているドラゴンズとのレギュラーシーズン最後の一戦!
今カードで勝ち越しを決め、佳境を迎えるペナンとレースを勝利で駆け抜けたい!
気になるドラゴンズ戦のみどころを注目データとともにお届けします。
ドラゴンズとの前回対戦は敵地・ナゴヤドームでの3連戦。
第1戦はタイガース・能見、ドラゴンズ・山本昌の先発左腕対決。タイガースは毎回のようにチャンスをつくるも、あと1本が出ずに敗戦となった。なお、この試合で能見が通算1000奪三振を達成した。
第2戦は2点を追う6回表、鳥谷、ゴメスの連打でチャンスをつくると、続くマートン、今成の連続適時打で同点とする。このまま一気に逆転といきたいところだったが、終盤の攻防で星を落としてしまう。
第3戦も惜敗となったが、先発したドラフト1位ルーキー・岩貞の活躍が光った。気合の入った投球で自身最長の7回を投げ、2失点と力投。ローテにもすっかり定着し、残りのシーズンも楽しみな存在といえるだろう。
ドラゴンズとの対戦内訳は、10勝10敗1分の五分になった。レギュラーシーズン最後となる今カードを勝利で締めくくり、シーズン勝ち越しを狙う。
前回カードでは苦しんだものの、直接対決でのチーム打率やチーム防御率ではタイガースが一枚上手であり、勝算はまだまだある。一戦必勝の心構えで、1つ1つのプレーを大切に戦っていきたい。
そこで期待したいのが、打線のつなぎ役を担う大和だ。
昨季と打線での役割はほぼ変わらず、主に2番打者として多数の送りバントを決めている大和。昨季はバントが失敗に終わるケースも少なくなかったが、今季は猛練習の成果もあって、ここまで一度もミスすることなく成功している。
8月21日のドラゴンズ戦では6回裏に代打で登場し、華麗にバントを記録。このバントが追加点につながり、チームは見事に勝利を収めた。自らがヒーローになるわけではない。しかしチームの勝利のためには決して欠かすことができない男、それが大和なのだ。
残りわずかとなったレギュラーシーズン。チームの縁の下を支える仕事人が、チームの勝利を演出する。
※文章中のデータは2014年9月11日終了時点
年度 | 企図 | 成功 | 失敗 | 成功率 |
---|---|---|---|---|
2009 | 9 | 7 | 2 | .778 |
2010 | 3 | 1 | 2 | .333 |
2011 | 5 | 5 | 0 | 1.000 |
2012 | 22 | 19 | 3 | .864 |
2013 | 45 | 36 | 9 | .800 |
2014 | 41 | 41 | 0 | 1.000 |
※データは2014年9月11日終了時点