10.12 [SAT] 18:00 |
読売ジャイアンツ | 中止 | 阪神タイガース | 東京ドーム |
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試合日程 | 対戦相手 | 地上波 | BS / CS | ネット |
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10/9 (水) 18:00 | vs 巨人 | 読売テレビ 19:00~20:54 | BS日テレ 18:00~19:00(トップ) BS日テレ 20:52~22:00(リレー) 日テレG+ 17:45~試合終了まで |
虎テレ 18:00~試合終了まで DAZN 18:00~試合終了まで |
10/10 (木) 18:00 | vs 巨人 | ー | BS日テレ 18:00~20:54(最大66分延長) 日テレG+ 17:45~試合終了まで |
虎テレ 18:00~試合終了まで DAZN 18:00~試合終了まで |
10/11 (金) 18:00 | vs 巨人 | 読売テレビ 19:00~20:54 | BS日テレ 18:00~19:00(トップ) BS日テレ 20:52~22:00(リレー) 日テレG+ 17:45~試合終了まで |
虎テレ 18:00~試合終了まで DAZN 18:00~試合終了まで |
10/13 (日) 15:30 | vs 巨人 | NHK 総合 13:50~17:55 (延伸の場合 17:59~総合2で放送) ※予定変更の可能性有り |
日テレG+ 13:45~試合終了まで ※予定変更の可能性有り |
虎テレ 15:30~試合終了まで DAZN 15:30~試合終了まで |
試合日程 | 対戦相手 | 地上波 | BS / CS | ネット |
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10/5 (土) 14:00 | vs 横浜DeNA | 毎日放送 13:55~ | BS-TBS 15:53~16:54 TBSチャンネル2 13:55~試合終了まで |
DAZN 14:00~試合終了まで |
10/6 (日) 14:00 | vs 横浜DeNA | ー | BS-TBS 14:00~16:54 TBSチャンネル2 13:55~試合終了まで |
DAZN 14:00~試合終了まで |
10/7 (月) 18:00 | vs 横浜DeNA | ー | TBSチャンネル2 17:55~試合終了まで | DAZN 18:00~試合終了まで |
選手全員が格好良く、ハイタッチの列に加わった。矢野監督はそれを頼もしそうに見つめた。「もうね、こんな試合をしてくれて。ウチの選手、すごいなぁ…って」。シーズン2位のDeNAを破り、5年ぶりに最終ステージ(S)進出を決めた7日の試合後。「ほんとに素晴らしい。誇りに思います」とチームの成長を感じ取った。
シーズン最後に6連勝を決めた勢いは本物だった。第1Sの初戦はCS史上初となる6点差を大逆転。2戦目はサヨナラ負けを喫したものの、1点を追う9回には福留が起死回生の同点アーチ。大ベテランも輝きを放った。絶対的な勝ちパターンは先行逃げ切り。12球団随一のリリーフ陣は藤川を中心に頼もしく、矢野監督は「島本だって、優(岩崎)だって、最後まで粘り強く投げてくれた。ドリスだってね」と賛辞を惜しまなかった。
「ウチはまだまだ、強いチームになれていない。強くなれる戦いをしていってくれたら、チームにとっても大きいから」。勢いに団結心、少しずつ地力をつけて挑む最終S。敵地・東京Dでは宿敵の巨人が待っている。1勝のアドバンテージを追いかけ、初戦の先発は望月。プロ4年目の今季は8試合で1勝1敗、防御率4.02の成績だ。巨人には1試合で防御率9.00。9月は4試合で防御率1.42と状態を上げており、短期決戦で相性に目を向ける必要はなさそうだ。
相手先発の山口俊は15勝で最多勝に輝いたが、阪神に限れば3試合で2勝1敗、防御率3.54と決して得意にしてきたわけではない。打線でカギを握るのは糸原、高山、福留、木浪の4人。それぞれ打率5割5分6厘、5割、4割4分4厘、3割6分4厘と右腕に相性がよく、つながれば攻略は十分に可能だ。巨人優位の状況でも、矢野監督は「俺たちは守りに入るチームじゃない。攻めながら最後まで。もう1回、甲子園に帰って戦えればと思う」と強調。全員の力で、ファイナルを面白くしたい。
初めてのクライマックス、とても楽しみです。選手たちのコンディションはペナントが終わって4日、シーズン通して戦ってきて多少の身体の疲れがあるかと思いますが、気持ちの面で上回ってくれていると思うので全員野球で頑張っていきたいと思います。
ファーストステージは短期決戦、タイガースの一番の強みは投手陣だと思うので、終盤の6戦のように最小失点で抑えれるようにやっていくかたちになると思います。
そして投打のキーマンを挙げるとすれば、攻撃は相手にとって嫌な存在にもなってくる近本、投手に関しては全員だと思います。
自分なりに分析してみると、現状のチームはまだ強いチームとは言えませんが、ここからの戦いでまだまだ強くなっていくと思いますし、勝ったチームが強いので、僕たちが勝利してどんどん成長していきながら日本シリーズに行き、強いチームになっていくと信じています。
目指すところはまだまだ上にあるので、ファンの方々には一緒に戦ってもらいながら、僕たちが強くなっていく姿を見せたいと思います。そしてファイナルを終えて、甲子園に戻ってこれるよう頑張ります。
難局を乗り越え、阪神がさらなるステージへ駒を進めた。レギュラーシーズンの最終盤に6連勝。圧倒的優位だった広島をかわし、大逆転でCS進出圏の3位を勝ち取った。「ひと言ではなかなか言い表せない。勝ち方はしんどいけど、勝ち切れたのは、みんなの気持ちのつながりや粘りだと置こう」とうなずいたのは矢野監督。「チームとしては苦しい状況だった。勝ち切れたことの意味、価値はすごくあると思う」と力を込めた。
2年ぶりとなるCS。第1ステージの相手はDeNAだ。前回は本拠地・甲子園で1勝2敗。舞台は横浜スタジアムに変わるが、矢野監督は「俺たちは挑戦するしかない。行くだけ」と気負うことなく采配する構えだ。今季は16勝1分け8敗のお得意様。敵地でも8勝4敗と好成績を収めており、いいイメージで戦えることは間違いない。
絶対的な勝ちパターンは「先行逃げ切り」。西、青柳、髙橋遥ら先発陣が少ない失点で粘ることができれば、頼もしいリリーフ陣が控えている。救援全体の防御率2・70は12球団トップ。6連勝中は4完封を収め、わずか5失点という鉄壁ぶりだ。守護神の藤川を中心に、ジョンソンや岩崎、ドリス、能見、成長株の守屋、島本とバリエーション豊富。先発から配置転換されたガルシアは、救援した3試合で3勝と驚異的な勝ち運を発揮している。
シーズンを通して苦しい印象があった打線も切り替えが重要だ。DeNAの対戦打率では福留(3割1分1厘)や大山(3割4厘)らが3割超え。左足の張りが順調に回復している4番のマルテも3割2分7厘とカギを握る1人になりそうだ。相手打線では主砲の筒香が右手小指打撲から復帰を果たし、ソト、ロペス、宮崎で形成する中軸は破壊力十分。打ち合いになると分が悪いが、短期決戦での奮起に期待したい。
長くチームを支えた鳥谷が今季限りで退団。矢野監督も「このメンバーで戦えるというのは、いつもあることじゃない。それは続けていきたい。攻めながら最後まで。もう1回、甲子園に帰ってきて戦えれば…と思います」とCSを勝ち抜くことを心に誓った。勢いならタイガース。まだまだシーズンを終わらせない。