4/29(火)~5/1(木)は阪神甲子園球場にカープを迎えての3連戦。
開幕から好調を維持するカープに、前回対戦はあと一歩及ばず1勝2敗と負け越した。
甲子園でリベンジなるか!?突き進め!タイガース!
気になるカープ戦のみどころを注目データとともにお届けします!
首位を走るカープとの直接対決となった前回のカード。第1戦はタイガース・藤浪、カープ・野村と若手エースの投げ合いで幕を開けた。タイガースは中盤、新井良の3ランなどで勝ち越すと、藤浪にもプロ初本塁打が飛び出しリードを拡大。藤浪は投げても7回2失点の好投で、うれしい今季初勝利を挙げた。
続く第2戦は岩崎、大瀬良のルーキー対決。岩崎は6回3失点と粘りの投球を見せるも、惜しくも及ばずプロ初黒星を喫してしまった。
1勝1敗で迎えた第3戦、新大砲・ゴメスに待望の来日初アーチが飛び出す。勢いに乗って試合も制したいところだったが、2-8で星を落としてカード勝ち越しはならなかった。
春先から好調を維持する赤ヘル軍団は、タイガースにとっても手ごわい存在となりそう。本拠地・甲子園の大声援をバックに、脅威の芽を早めに摘み取ってしまいたい。
新選手会長の上本博紀が元気だ。1番・セカンドとしての起用が続く今季、リードオフマンとして高打率をマーク。二ケタ得点を連発する新・猛虎打線の先導役として目覚ましい活躍を見せている。
上本の持つ魅力は、強烈にストレートを打ち抜く渾身のフルスイング。女性ファンを引き付ける甘く繊細なルックスに反し、その打球の鋭さは大男のそれをも上回る。今季もここまで、上本のストレートに対する打率はマートンに次ぐチーム2位の.457。4月10日のDeNA戦で放った自身初のサヨナラ打も、ストレートを仕留めたものだった。
豪快な打棒でセ・リーグを席巻しているタイガース打線に、今や不可欠な存在となった上本。バットは短く握っても、放たれる打球は外野手の頭上の彼方。甘いマスクの切り込み隊長から、目が離せない。
※文章中のデータは2014年4月21日終了時点
順位 | 打者名 | 打数 | 安打 | 打率 |
---|---|---|---|---|
1 | マートン | 26 | 13 | .500 |
2 | 上本 博紀 | 35 | 16 | .457 |
3 | 大和 | 29 | 12 | .414 |
4 | ゴメス | 29 | 11 | .379 |
5 | 鳥谷 敬 | 36 | 13 | .361 |
※ストレートに対して10打数以上の選手を対象
※データは2014年4月21日終了時点