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岡田監督2007年シーズン総括記者会見
7年10月04日 更新
3日セ・リーグ公式戦最終戦(神宮)試合前、岡田監督が今シーズンをふり返って記者会見をおこないました。



■岡田監督記者会見内容
― 今シーズンを振り返って、率直な今の心境を。
ひとことで言うと、過去振り返っても一番というほど山あり谷ありのすごく浮き沈みの激しい一年だった、というのが本音ですね。

― 監督が思い描いていた戦力との違いも。
今までずっと開幕投手を務めてきた(エースの)井川がぬけ、期待した2人(安藤選手、福原選手)がケガで開幕から出遅れてしまった。井川が抜けた上に、また投手に故障者が出るということで不安なスタートをきったのは確かです。野手では今岡や濱中など調子の出ない選手がいたが、その中でファームから呼んだ若い選手が期待以上の成績をあげ、それ以降もチャンスをものにしてくれた。その部分は大いに助かったシーズンでした。

― 若手もそうですが、JFKは今年もすごかった。
どちらかというとずっと投手中心とした守りのチームですから。そういう意味ではあの3人がすごい分、先発投手が6回ではなく、もう1イニングでも多く投げられるようにと、先発投手に対する期待をしたのですが。思っている以上に後ろの3人に負担をかけてしまいました。

― 12ゲーム差をひっくり返し一時は首位にたった手応えもあった。
今年は交流戦でつまずいてしまいましたが、しかし7月以降、上位チームを相手に同一カード3連勝が2回続いた。あのあたりから若い力とベテランがうまくかみあってきたと思います。まだシーズンの試合数はあるということで、(上位との)ゲーム差を数えるという気持ちは全くなく、何とか一つ一つ縮めていこうとする毎試合の積み重ねが最後チャンスを得る位置まで残れたのではないかと思います。

― クライマックスシリーズに向けての意気込みを教えて下さい。
初めての試みですけど、(第1ステージの)3連戦を勝ち越し、とにかく(先に)2勝しないと次(第2ステージ)にいけない。はっきりいって現状は投手、野手ともにチーム状態はあまりよくないと思います。しかしこの(第1・第2ステージの)10日間を、もう一度勢いをつけて、打つ方も先発も頑張って、後ろにつなぐタイガースの野球をファンの方にみせたい。3位でこういうチャンスが得られるシーズンだったのは、ラッキーかも知れないけど、そういう意味でも最後まで、一番最後まで残れるように頑張りたいと思います。