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藤井彰人選手が契約更改
2012年12月06日 更新

6日(木)、藤井彰人選手が球団事務所での契約更改終了後に会見を行いました。

藤井彰人選手のコメント(会見より)

―サインはされましたか?

藤井:はい、しました。

―金額はどうでしたか?

藤井:ちょっと上がりました。

―球団とはどういう話をされましたか?

藤井:去年から2年契約をしているので、金額の話というよりもタイガースの査定方法などの説明を受けていました。そして、来季も頑張ってくれと言って頂きました。

―今季3度離脱されましたが、そういう話もされましたか?

藤井:そうですね。事故というか、顔にボールが当たったり、わき腹を痛めたり、肉離れもしましたが、そういったことは自分の責任だと思っています。でも、全部が全部自分の責任ではないということで、球団にはご考慮頂きました。

―球団からはどういったところを評価してもらえたと思いますか?

藤井:キャッチャーなんで、やはり守りの部分だと思います。

―今年はどんなシーズンでしたか?

藤井:一昨年4位という成績の中で、開幕スタメンマスクを被らせてもらって、何とか優勝をと思っていたシーズンでしたし、自分にとってもチャンスだと思っていました。その中で3度も離脱してしまってとても残念なシーズンでした。

―来年はキャッチャー争いが激しくなると思いますが。

藤井:はい、そうですね。でも、ポジションはひとつしかないですし、こればっかりは競争なので、その戦いに勝ちたいと思います。

―来年一番こだわりたいことは何ですか?

藤井:希望としてはやはり全試合出たいですね。

―若手との争いだけでなく、年齢の近い日高選手との争いともなりますが?

藤井:先ほども言いましたが一緒のポジションで勝つのは一人だけですし、仲良く楽しくやろうとも思わないですし、何とかポジションを奪い取ろうという気持ちです。でも、仲が悪いわけではないですよ。

―年齢を重ねていく中で、今後もケガが付き物になってくるとは思いますが。

藤井:キャッチャーというポジションはボールも飛んできますし、バットも近くで振ってますし、体で当たってきますし、でもそれをビビってしまったらキャッチャーはできないですから逃げることはしないです。

―契約更改を終えて、来季に向かって行けるという気持ちになりましたか?

藤井:はい、そういう気持ちになったので(サインを)しました。

―若手投手が増えてきて、(キャッチャーとして)育てていくという部分も大きくなると思いますがいかがでしょうか?

藤井:ぼくが育てるという立場でもないですけど、いいアドバイスもしていきたいです。(若手投手陣が)ぼくらみたいなおっさんと野球をやるようになるので、気を遣うこともあるとは思いますが、グラウンドではそういった雰囲気を出さないようにして、いいアドバイスをしていきたいと思います。