4/18（金）～20（日）は阪神甲子園球場にスワローズを迎えての3連戦。
前回の明治神宮球場での対戦は1勝2敗と負け越したが、2試合連続の二桁得点など
総得点ではタイガースが上回った。今カードも猛虎打線爆発となるか。
気になるスワローズ戦のみどころを注目データとともにお届けします！
神宮で行われた今季最初のスワローズとの3連戦は、互いに一歩も引かない熱戦が繰り広げられた。
タイガース・メッセンジャー、スワローズ・小川と昨季のタイトルホルダー同士の先発で幕を開けた第1戦。ビハインドの終盤にマートン、ゴメスが適時打を放つが、追い上げは惜しくも及ばなかった。
第2戦は、両チーム合わせて30安打を記録する壮絶な打ち合いとなった。序盤から激しく点を奪い合うなか、主役となったのはマートン。2本のアーチを含む3安打7打点とツバメ投手陣を粉砕し、試合にこそ敗れたものの、スワローズに対して嫌なイメージを植え付けることに成功した。
迎えた第3戦、前日に続いて猛虎打線が爆発する。3点を追う8回表に、ゴメスの適時打で同点とすると、続くマートンが2試合連発となる3ランを放って勝ち越しに成功。20安打で15得点をたたき出す爽快な逆転劇で、今季スワローズ戦初勝利を飾った。
春先から打線の好調ぶりが目を引くタイガース。本拠地・甲子園のファンの前でも猛打ショーを再現して見せる。
ハッスルプレーヤーの一本は、打線に火をつける導火線の役割を果たす。タイガース打線の中でその役割を期待したいのが、やはり新井良太だろう。今季2度目のスタメンに名を連ねた4月2日のドラゴンズ戦では、3安打3打点の活躍でチームの大勝に貢献を果たしている。
新井良太の魅力といえば、やはり積極的なバッティング。例年ファーストスイングで高打率を残しており、昨季は11本塁打を最初のひと振りで記録している。新井良太が放つ目の覚めるような打球を見たければ、打席に入った瞬間より背番号「32」から目を離してはいけないのだ。
マートン、ゴメスの両助っ人大砲が快打を連発する中、和製大砲のこの男も黙ってはいられない。甲子園の大歓声に乗せられて、新井良太のひと振りが鋭さを増す。
※文章中のデータは2014年4月10日終了時点
| 年度 | 打数 | 安打 | 本塁打 | 打率 |
|---|---|---|---|---|
| 2011 | 13 | 5 | 0 | .385 |
| 2012 | 157 | 47 | 8 | .299 |
| 2013 | 147 | 48 | 11 | .327 |
| 2014 | 12 | 6 | 0 | .500 |
※データは2014年4月10日終了時点
