9/2(火)~9/4(木)は阪神甲子園球場にベイスターズを迎えての3連戦。
ベイスターズとの対戦内訳は、今シーズンここまで12勝4敗とタイガースが圧倒!
今カードもきっちり勝ち越し、ラストスパートへ弾みをつけたい!
気になるベイスターズ戦のみどころを注目データとともにお届けします!
ベイスターズとの前回カードは、敵地・横浜スタジアムで行われた3連戦だった。
第1戦は2回表に伊藤隼の適時三塁打で先制する。その後、4-4の同点に追いつかれて迎えた8回、2死満塁の好機から上本が走者一掃の適時二塁打を放ち、勝ち越しに成功。これが決勝打となり、タイガースが試合を制した。
第2戦は敗れたものの、3番手で登板した筒井が好リリーフを見せた。4回から登板し、3イニングで許した安打はわずかに1安打のみ。相手の主軸である梶谷、ブランコを連続三振に取ったシーンもあり、貴重なサウスポーが存在感を発揮した。
第3戦はドラフト1位ルーキー・岩貞がプロ2度目の先発。大学時代に慣れ親しんだ横浜の地で6回途中2失点の好投を見せ、うれしいプロ初勝利を挙げた。打線も効果的な3本のアーチを放ち、投打がかみ合った試合となった。
前回カードは2勝1敗と勝ち越し。シーズン通算でも12勝4敗と大きく勝ち越している相手に、猛虎軍団が本拠地で大暴れを見せる。
相性の良いベイスターズ戦は9月だけで8試合も予定されている。悲願のリーグ制覇のためには1試合も取りこぼさないよう、絶対的な自信を胸に戦っていきたい。
そこで大いに期待をかけたいのが、才能開花の兆しを見せ始めている伊藤隼太だ。
伊藤隼太はオールスター明け頃から、徐々にスタメンとして起用される機会が増えると、今までの分を取り返すかのような勢いで安打を量産。8月の成績に限れば同じく好調の鳥谷、マートンを抑えてなんとチームトップの打率をマークしているのだ。
ベイスターズとの前回カードでも3試合すべてで安打を記録している。特に初戦は先制打に加えて、上本の決勝打を呼び込むチャンスメークも担った。持ち味の柔軟なバッティングを存分に発揮し、球場の左半分を占めるファンを大熱狂させた。
躍進を遂げる若虎のバットは今やチームに欠かせない。9年ぶりの歓喜に向けて、伊藤隼太はさらなる興奮を聖地に届けてくれるはずだ。
※文章中のデータは2014年8月24日終了時点
順位 | 打者名 | 試合 | 打数 | 安打 | 打率 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 伊藤 隼太 | 17 | 56 | 22 | .393 |
2 | マートン | 18 | 62 | 24 | .387 |
3 | 鳥谷 敬 | 19 | 74 | 26 | .351 |
※データは2014年8月24日終了時点