6/22(金)~6/24(日)は阪神甲子園球場でベイスターズ戦が行われます。ここまでの対ベイスターズ戦は4勝4敗1分と5割の成績。3連勝で一気に差をつけたいところです!気になるベイスターズ戦のみどころを注目データとともにお届けします!
ベイスターズとの前カードは、交流戦前最後の試合となった横浜スタジアムでの3連戦。
第1戦は2回表に浅井、能見、鳥谷の適時打で3点を先制。能見は本業のピッチングでも8回途中1失点と好投し、エースの投打に渡る活躍で勝利を収めた。
第2戦はベイスターズの先発・三浦に8回まで無安打に抑えられる苦しい展開。9回表に代打・桧山がチーム初安打を放ち、その後1点差まで詰め寄る意地こそ見せるも、悔しい敗戦となった。
第3戦は、初回にブラゼルの適時二塁打などで一挙4点を先制すると、続く2回表にも浅井の適時打などで加点。9回にはダメ押しとなるマートンの適時二塁打で試合を決めた。投げては、先発・メッセンジャーが力強いストレートを武器に好投。後を受けた筒井、榎田、渡辺が終盤を無失点に抑え、投打で圧倒する試合運びを見せた。
ここまでの対戦内訳は4勝4敗1分と全くの互角。リーグ最下位のチームとはいえ、油断は禁物だ。本拠地・甲子園で迎えるリーグ戦の再開は、今季初の同一カード3連勝で飾りたい。
純粋な得点数こそタイガースが優勢を維持しているものの、お互いの対戦打率はベイスターズが.264、タイガースは.208と劣ってしまっている。レギュラーシーズン再開というタイミングを考えると、今カードは打線の大爆発でチームに勢いをつけたいところだ。
そこで注目したいのが、走攻守に安定した活躍を見せる大和のバットだ。
4月22日のベイスターズ戦ではプロ入り後初となる猛打賞を達成し、こちらも自身最多となる1試合6打点と大活躍。今季の勝負強さはチーム内でもひと際輝いており、規定打席未満ながら得点圏打率は5割超と圧倒的な存在感を見せている。守備走塁の人から脱却を目指す大和のバットは、着々と進化を続けているのだ。
若トラの代表格として輝きを見せる大和。好機で見せる勝負強い一打で、上位浮上への起爆剤となる。
※文章中のデータは2012年6月14日終了時点
順位 | 打者名 | 打数 | 安打 | 打率 |
---|---|---|---|---|
1 | 大和 | 17 | 9 | .529 |
2 | 浅井 良 | 14 | 5 | .357 |
3 | 平野 恵一 | 36 | 12 | .333 |
4 | 関本 賢太郎 | 18 | 5 | .278 |
5 | 鳥谷 敬 | 48 | 12 | .250 |
チーム平均 | .229 |
※データはすべて2012年6月14日終了時点
※得点圏で10打数以上の選手を対象