読売ジャイアンツ
7.7(TUE)8(WED)9(THU)
阪神甲子園球場
5カード連続ビジターの長期ロードを終え、満を持して本拠地「甲子園開幕」に臨む。7月7日、迎え撃つは開幕カード(6月19~21日、東京D)で3連敗を喫した巨人。矢野監督は宿敵相手に必勝を誓った。
「ここから巻き返すという新たなスタートが切れるかなと思います」
チームは勢いに乗っている。同月4日の広島戦(マツダ)で不調だった近本が3安打3打点の活躍を見せ、打線が今季最多の15安打9得点と活気づくと5日の同カードでは、新助っ人のボーアが右越えの2号満塁アーチを描き、勝利に貢献。投げては、開幕投手を務めた西勇が8回3失点で役目を果たすなど、今シーズン初の連勝を収めた。指揮官も「連勝で本拠地に帰ってこれたというのはプラス」とうなずき、納得の表情でホームに戻る。
「伝統の一戦」の3連戦の先陣は、西勇と2本柱を担う青柳だ。「チームがいい状況になっているので、その流れに乗れたら。巨人はいい打者がそろっている。丁寧に投げられたらと思います」。自身は6月23日のヤクルト戦(神宮)で初登板初勝利を挙げ、同月30日の中日戦(ナゴヤD)も6回1失点と好投した。
その要因として、昨季は苦戦した左打者に新球のシンカーやカットボールを駆使し、被打率1割5厘(19打数2安打)に封じ込められている点が大きい。「(シンカーなどが)本当に主となるボールになりつつある。左打者に対して、自分自身も成長できるかなと思っています」。巨人打線も丸ら左の好打者が多く、新球が大きな武器になることは間違いない。2戦目の8日の先発が予想される秋山も「勝つことが一番ファンの方が喜んでくれることだと思うので、勝てる投球をしたい」と意気込んだ。
もちろん、上昇ムードの打線の奮起は不可欠。とりわけ、ボーアはリベンジへの思いが強い。「確かにチームとして良いスタートは切れなかったけど、最近は良い戦いができているし、前回負けている相手だから、今回は勝ちたいね」。デビューから18打席無安打と産みの苦しみを味わったが、開幕5戦目に待望の初「H」ランプをともしてからは29打数11安打の打率3割7分9厘と絶好調だ。
投打がかみ合いはじめ、加えて、地の利がある。「特にホームなので力に変えてやっていければ」と矢野監督。聖地のG倒からタテジマ軍団の快進撃が始まる。
7/7 | 7/8 | 7/9 |
甲子園
神-巨
18:00開始 |
甲子園
神-巨
18:00開始 |
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神-巨
18:00開始 |