東京ヤクルトスワローズ
9.1(TUE)2(WED)3(THU)
阪神甲子園球場
30日の広島戦(マツダ)では今季4度目の延長戦で初勝利を飾り、3カード連続の勝ち越しを決めた矢野阪神。首位を走る巨人とは6・5ゲーム差の貯金1でシーズンを折り返し、9月1日から勝負の後半戦に突入する。
いきなり13連戦、9連戦と厳しい日程が続くが、長期連戦の先陣を切るのは髙橋だ。1日のヤクルト戦(甲子園)に先発する左腕は「チームの良い流れに乗って投げることができたら」と力を込めた。ヤクルト相手には今季初登板。昨季は5試合で1勝2敗、防御率4.18。特に右の山田哲、バレンティン(現ソフトバンク)には対戦打率4割以上と打ち込まれた。「自分の投球を見直すポイントとなったのがヤクルト戦だった。やり返したい」。右打者対策として昨秋からカーブなど遅い変化球に取り組んできた髙橋。進化した姿で雪辱を狙う。
2日はガルシア、3日は青柳が先発予定。ガルシアが髪を赤に染めてからチームは6戦5勝と縁起がいいだけに、助っ人左腕は「チームに幸運をもたらすことができたらうれしい」と笑った。
打線では1番・近本が止まらない。8月はリーグトップ、球団歴代9位タイの月間38安打を記録。月間打率3割5分2厘もリーグ最高の数字だった。6月は1割2分8厘とつまずき、7月も2割7分6厘と乗り切れなかったが、ここに来て上り調子。8月は自己最長に並ぶ13試合連続安打もマークした。打撃好調の要因は「今日は少しずれてるなと思っても大きいところは変えないでおこうと8月は思っています」と自己分析。不変のスタイルを確立できたことで、打席での焦りも消えた。ヤクルト戦も今季は12試合で打率3割2分。月が変わっても打線を引っ張ってくれるだろう。
サンズ、ボーアの両大砲もヤクルト戦は得意にしており、特にサンズは9試合で球団別最高の打率4割1分9厘、2本塁打、7打点。加えて得点圏では12球団トップの4割8分8厘と驚異の成績を残している。近本が塁に出て、主軸がかえす得点パターンができあがりつつある。まずはヤクルト戦で波に乗り、やられっぱなしの巨人4連戦に向けて弾みをつけたいところだ。
9/1 | 9/2 | 9/3 |
甲子園
神-ヤ
18:00開始 |
甲子園
神-ヤ
18:00開始 |
甲子園
神-ヤ
18:00開始 |