横浜DeNAベイスターズ
9.21(MON)22(TUE)23(WED)
阪神甲子園球場
3位・DeNAとの3連戦。0.5ゲーム差で迎える今カードは、首位独走の巨人への挑戦権をかけた戦いになる。現在6年連続勝ち越し中と近年は得意にしている相手だが、今季はここまで阪神の7勝6敗2分けと互角。今季20勝9敗2分けと得意の甲子園で、逆転優勝への道を開きたいところだ。
大事な初戦は、36歳のベテラン左腕・岩田が今季初登板初先発。今季は8月頭に右脇腹の張りを訴えて一時調整が遅れていたが、同中旬には実戦復帰。2軍で8試合に登板し、1勝3敗、防御率3.00と安定感を見せ、ようやく1軍のマウンドが巡ってきた。「打者との対戦を楽しみながら。もうこういうチャンスはなかなか訪れない可能性もあるので、その場面を楽しんで投げられたらと思います」と静かに闘志を燃やした。
昨季のDeNA戦は1試合に先発。6回5安打2失点と好投したが、自身に勝ち負けはつかなかった。今季は新外国人のオースティンが加入。筒香はメジャーに移籍したが、新4番・佐野も首位打者争いのトップに立つなど、強力打線であることに変わりはない。しかし、岩田は「対戦してみないと分からないですけど、そういう相手に投げられるというのが楽しみなので。精いっぱい楽しんでいこうかなと思います」と、熟練の投球術で立ち向かう覚悟だ。
2戦目以降は髙橋、青柳が先発予定。DeNA戦は髙橋が今季初めての対戦、青柳は4試合に登板し、2勝1敗、防御率5.06。今月9日の対戦では5回8安打4失点で黒星を喫した。左打者対策としてカットボールやシンカーを習得した今季は、序盤こそ左打者も抑えていたが、ここにきて右打者の被打率1割8分6厘に対し、左打者には3割1厘。DeNAには相性の悪い神里や佐野ら左の好打者が多いだけに、今回も「対左」が勝負の鍵を握るだろう。
DeNAの先発は初戦から京山、坂本、上茶谷の順で投げてくることが有力視される。入場制限緩和に伴い、今回からアルプス席が開放され、約1万人の観客が訪れる見込み。まだまだ満員の甲子園というわけにはいかないが、これまでより多くの虎党が集まる聖地で勝利を届ける。
9/21 | 9/22 | 9/23 |
甲子園
神-横
14:00開始 |
甲子園
神-横
14:00開始 |
甲子園
神-横
18:00開始 |