横浜DeNAベイスターズ
10.9(FRI)10(SAT)11(SUN)
阪神甲子園球場
過酷な13連戦のゴールが見えてきた。チームは9日からDeNAを甲子園に迎え、3連戦を戦う。9月29日の中日戦(甲子園)から休みなしでゲームをこなしてきたチームも、12日にようやく休養日を迎える。矢野監督は「本当にチーム状況は苦しいですけど、だからこそ僕らは目の前の試合を全力で、精いっぱい戦うしかない」と腹をくくり、一戦必勝を誓っている。
先陣を切るのは先発に再転向して3試合目の登板となるガンケルだ。3日の巨人戦(甲子園)では5回まで2点に抑えていたが、6回に3点を失って降板。「(前回は)追い込んでからのボールが甘くなってしまったから、反省して次に生かせるようにしたい」と話していただけに、大胆かつ慎重な攻めで先発初勝利を狙う。
2戦目の秋山は今季、DeNAとは対戦がなく、初登板となる。3戦目の髙橋は9月22日(甲子園)に一度の対戦があり、6回を3失点。特大の3ランを許したオースティンには警戒が必要だ。プロ初完投を飾った5日の巨人戦(甲子園)では、脱力したフォームから圧巻の14奪三振の快投を見せただけに、その再現を披露したい。
打線は両外国人の復調がカギを握ることは間違いない。サンズは7日の広島戦(マツダ)で30打席ぶりのヒットを放ったが、本来の勝負強さが鳴りを潜めている。ボーアも13連戦中に19打席連続ノーヒットと苦しみ、自慢の長打が出ない状況が続く。まずは浜口、上茶谷ら先発陣の攻略に活路を見いだすしかない。
両助っ人が本調子を取り戻せば、巨人・岡本と本塁打王を争う大山にも好影響が出ることは言うまでもない。「みなさん数を言いますけど、終わった時にどうだったというところ。まずは目の前の試合をですね」と本人はタイトル争いに平常心を崩さないが、チャンスが訪れているのも事実だ。残り26試合となり、ペナントレースの行方は見えてきたが、日々の勝利、そして個人成績の向上に向け、猛虎戦士の奮闘に期待したいところだ。
10/9 | 10/10 | 10/11 |
甲子園
神-横
18:00開始 |
甲子園
神-横
14:00開始 |
甲子園
神-横
14:00開始 |