中日ドラゴンズ
10.27(TUE)28(WED)29(THU)
阪神甲子園球場
今季苦しんだ東京ドームで連勝を収め、本拠地甲子園に戻った。矢野監督はV逸の崖っぷちに立ち、2位・中日との10月27日からの3連戦に向け、改めて一戦必勝の重要性を説いた。
「(東京Dは)ちょっといい思い出が少なかったですけど、最後に2つ勝って東京Dを終われてよかったと思います。ここまで来たら一戦一戦、その試合を全力で勝つというのをチーム全体としてやっていきます」
打線のキーマンはやはり、4番の大山だ。ここにきて、バットは湿りがちだったが、25日の巨人戦(東京D)では自身6試合ぶりの打点を挙げる先制打を含む2安打の働き。復調のきっかけをつかんだ。巨人・岡本との本塁打王争いは26本で並び、打点もリーグトップのビシエドに7差の75と食らいつく。「チームの勝利のためにやっている。最後は打つか打たないか」と覚悟を決め、主砲の重責を果たしている。
若き長距離砲につなぐ1、2番の「チカイト」コンビも上り調子だ。近本、糸原はともに2戦連続マルチ安打中で上位打線で好機を作り、中軸につないでいる。坂本も2試合続けて先発マスクを被って好リードを見せ、原口は4試合連続安打で3試合連続打点と代打稼業を務めて勝負強さを発揮。選手個々がそれぞれの役回りを担い、矢野監督がモットーに掲げる全員野球が再び形になってきた。
3連戦の先発陣はカード頭を担うのが、青柳だ。「中日は打線が好調ですし、つながると怖い打線なので、目の前のアウトを一つ一つをしっかり取れるように丁寧に投げていきたいと思います」。今季の中日戦は6試合に投げ、3勝3敗、防御率3.79で、ここ2戦は黒星を喫している。それでも、前回登板で自身8試合ぶりの白星を挙げ、負の連鎖はストップ。プレートの踏む位置を一塁側に変更しており、「なじんできた部分もあるので継続してやっていこうと思っています」と工夫をこらして竜退治に挑む。2戦目は藤浪らを中心としたブルペンデーが予想され、3戦目は中5日で主戦投手の西勇が先発マウンドに上がることが有力だ。
残り12試合。「どんな状況でもやることは変わらない」というのが指揮官のスタンスだ。ファンと喜びを分かち合うため、目の前の試合に全力を尽くす。
10/27 | 10/28 | 10/29 |
甲子園
神-中
18:00開始 |
甲子園
神-中
18:00開始 |
甲子園
神-中
18:00開始 |