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千葉ロッテマリーンズ

5.25(TUE)26(WED)27(THU)

阪神甲子園球場

チーム状況は申し分ない。阪神は2位巨人に4・5ゲーム差の首位でパ・リーグとの真剣勝負に突入する。矢野監督は過去2年連続で負け越している交流戦へ、静かに闘志を燃やす。

「交流戦というところに向けての準備は疲れている、登板が多かった投手とか、野手もね、ここまで来たら疲れている選手もいたんで。そういうところでは気持ちも体もリフレッシュして、また新たなスタートを切るっていう時間にはできたかなと思います」

ここまで42試合を終え、28勝12敗2分けの貯金「16」。勝率は驚異の7割だ。天候不良やコロナ禍の影響などで一軍の公式戦は5日間空いたが、万全の状態で仕切り直せるのはプラス。さらに勢いを加速させるべく、25日の「開幕戦」を担うのは主戦投手の西勇だ。対するロッテはパ・リーグ時代から苦にしておらず、通算18勝をマーク。4月20日の巨人戦を最後に白星から遠ざかるものの、指揮官も「交流戦でまた気合いが入るところを見せてくれるんじゃないかな」と信頼を寄せる。

26日の2戦目の先発は安定感ある秋山。「先頭をしっかり切っていていけば、大事故にはならないと思うんでそこを頑張りたい」とテーマを掲げ、元同僚の鳥谷との対戦も心待ちにした。「楽しみたい気持ちもあります。状況を見ながら対戦を味わえたら」。27日の3戦目は甲子園初登板の新外国人アルカンタラが真っさらなマウンドへ。「ホームの本拠地でタイガースファンの皆さんの前で、良いピッチングができるように、そしてチームが勝てるように頑張るよ」と力を込めた。

攻撃陣は背中の張りで二軍調整中だった主砲の大山が復帰する予定だ。22、23日のウエスタン・リーグ中日戦(鳴尾浜)では2戦連続で「H」ランプを灯し、準備万端。早速、「4番・三塁」で起用される見込みで打線の中心にどっかりと座り、勝負強い一打が期待される。これに伴い、代役4番を担っていたドラフト1位・佐藤輝は「6番・右翼」の定位置に戻る見込み。初の交流戦に向けては「初対戦の相手なんで、しっかり打って交流戦優勝を目指したいと思います」と意気込む。ドラフト6位・中野も「最近はパ・リーグがずっと交流戦で優勝していると思うので、なんとか今年はタイガースが優勝できるように頑張りたいと思います」と同調する。手強いパ・リーグ相手にも、チーム一丸の矢野野球で白星を積み重ねていく。

スケジュール

5/25 5/26 5/27
甲子園
神-ロ
18:00開始
甲子園
神-ロ
18:00開始
甲子園
神-ロ
18:00開始