東京ヤクルトスワローズ
6.29(TUE)30(WED)7.1(THU)
阪神甲子園球場
29日からは甲子園で3位・ヤクルトとの3連戦。チームは今季2度目の3連敗中だが、今季のヤクルト戦は7勝1敗1分け。得意の〝ツバメ狩り〟で2・5ゲーム差まで迫られた2位巨人との差を再び広げる。
29日は故・野村克也監督の追悼試合。教え子だった矢野監督は一周忌だった2月11日に「今の僕があるのも野村監督に教えていただいたことが大きい。(今年は)日本一になると決めているので、日本一の報告をしたいです」と誓い、開幕前日の3月25日には都内の寺を訪れ、野村監督が眠る墓前に手を合わせた。まずは29日の試合で恩師に白星をささげたいところだ。同日の先発は東京五輪の日本代表に選ばれた青柳。自身4連勝中で、チーム最多タイの6勝を挙げている変則右腕に大事な一戦のマウンドを託す。
青柳は今季、ヤクルト戦2試合に登板。1勝0敗、防御率3.09の成績を残している。「すごく打つイメージです。山田さんや村上も好調ですし、一発のある打者が多いので、長打に警戒して投げていきたい」。6月は3戦3勝。4戦全勝となれば、月間MVPも見えてくる。
2戦目以降はアルカンタラ、ガンケルの助っ人コンビが先発予定。ヤクルトは初戦から田口、高梨、奥川が有力だ。ヤクルトとは初対戦のアルカンタラは甲子園初勝利を目指す。「ファンの熱気に負けないようにしっかり投げていきたい」と力を込めた。
ガンケルは現在開幕6連勝中。無傷の開幕7連勝となれば、球団助っ人ではリーグ優勝した03年のムーアに並ぶ。ヤクルト相手には今季2戦2勝だが、「青木選手は本当にいい選手。いつも苦しめられているから注意して投げていきたい」と気を引き締めた。
打線では佐藤輝に新人左打者では史上最多タイとなる20号への期待が高まる。27日のDeNA戦(甲子園)では8回に右翼線への二塁打を放ち、16打席ぶり安打をマーク。自己ワーストの連続無安打を15打席でストップさせた。ヤクルト戦はセ・リーグ5球団の中で対戦別最低の打率1割8分2厘だが、29日先発の田口はプロ初本塁打を打った投手。名将の追悼試合で衝撃のアーチをかけられるか。
6/29 | 6/30 | 7/1 |
甲子園
神-ヤ
18:00開始 |
甲子園
神-ヤ
18:00開始 |
甲子園
神-ヤ
18:00開始 |