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読売ジャイアンツ

7.9(FRY)10(SAT)11(SUN)

阪神甲子園球場

前半戦も残り6試合となり、天王山がやってきた。7日時点で阪神と2位・巨人のゲーム差は1.5。4月4日から首位を守り続けてきた猛虎にとっては、正念場の戦いとなる。

矢野監督は「もちろん目標というか、去年のチャンピオンで、今年もこれからもずっとライバルでいるチーム。ただ俺らの野球をしっかりやりきった時には戦っていけると自覚している」と言うように、巨人を意識しつつも、自らの野球を貫くことを強調している。

9日の先陣を切るのは秋山だ。4日の広島戦では3回2失点、わずか46球で代打を出され、悔しい降板となった。「チームに迷惑をかけて申し訳ない」。中4日でリベンジの機会がめぐってきた。今季、巨人に3戦3敗、防御率6.00と相性も悪いが、自身もチームも流れを変えたいところだ。

10日は早くも4試合目の伝統の一戦登板となるドラフト2位の伊藤将が先発する。4月7日にプロ初勝利を飾ってからは、巨人相手に2連敗を喫しているだけに、踏ん張りどころだ。11日は通算100勝をかけ、エースの西勇が中8日と万全の体調を整え、マウンドに上がる。

巨人の先発の顔ぶれは戸郷、メルセデス、高橋となっている。ここまでハーラートップタイの8勝を挙げている戸郷は6月26日のヤクルト戦(神宮)で勝利投手になった後、コンディション不良で抹消されたが、満を持して戻ってくる。梅野が今季、2本の二塁打を含む3打数2安打と得意にしており、期待がかかる。3試合で3勝を献上している高橋には近本が10打数4安打の成績だけに、1番打者の出塁がカギを握るはずだ。

ここまでの伝統の一戦は6勝6敗の五分でシーズン成績と同じく、し烈なつばぜり合いを繰り広げてきた。東京五輪の中断期間もあるだけに、一つでも勝ち越して後半戦につなげたい。

スケジュール

7/9 7/10 7/11
甲子園
神-巨
18:00開始
甲子園
神-巨
18:00開始
甲子園
神-巨
18:00開始