横浜DeNAベイスターズ
7.12(MON)13(TUE)14(WED)
阪神甲子園球場
DeNAには今季7勝5敗と勝ち越しているものの、甲子園での6月25~27日の3連戦は3連敗を喫した。前半戦残り3試合。侍ジャパン内定の青柳が東京五輪を前に大仕事をする。
日本代表に初選出された変則右腕は、6月に登板した4試合で全勝、防御率1.20をたたきだし、6月度「大樹生命月間MVP賞」を初受賞した。「4勝したっていうのは僕だけの力じゃなく、野手が打ってくれて、守ってくれてってところがあるので、そういう気持ちでなんとか自分が粘れば勝てる」。その思いが今の結果につながっている。
チームトップの8勝(2敗)にリーグトップの防御率1.83。青柳は「投げる試合は全部勝ちたいですし、本当に自分がなんとか頑張れば勝てるって気持ちで投げていた」とふり返った。他球団のエースと言われる投手との投げ合いも制し、チームの柱として腕を振り続けるプロ6年目。
「ずっと優勝するって監督も言ってますし、僕たちもそう思っているので、その優勝の1人のピースとしてしっかり入っていけるように頑張っていきたいと思います」。矢野監督が就任して3年目。全ては優勝のため。青柳は「自分の今持てるベストを毎試合、毎試合できるようにと思ってます」と力強く話した。
4月10日のDeNA戦(横浜)で投げて以来、2度目の対戦。今季初の中5日となったが、「いつも通り、自分のやるべきことをして調整しています」と冷静だった。「前半戦ラストなので、また長いイニングを投げられるように頑張りたいと思います」。前半戦最後の登板に向け、準備はできている。
打者ではサンズに注目だ。DeNA戦はセ5球団の中で一番相性が良く、打率3割5分9厘(39打数14安打)と絶好調。試合前の打撃練習では近本、佐藤輝らにアドバイスを送るなど、チームメートからの信頼も厚い。さらに外野の守備では大胆なスライディングキャッチで何度も投手陣を救ってきた。「いい野球をして、力強く前半戦を終えられるように頑張りたい」とサンズ。チーム一丸となって、残り3試合を3連勝で締めくくる。