千葉ロッテマリーンズ
7.27(TUE)28(WED)29(THU)
阪神甲子園球場
東京五輪でプロ野球が中断される期間に行われるエキシビションマッチがスタートする。27日からは甲子園でロッテとの3連戦。「後半に向けての準備をどうしていくかということ。打順も多少動かしたりするし、個人個人の状態を上げてもらうということもそうだし。やれることをやったなという期間にしていきたい」と矢野監督は意気込んだ。
初戦は先発として再調整している藤浪が“開幕投手”を務める。9年目の今季は自身初の開幕投手を務めたが、4月24日にファーム降格。故障者が出たため、昨季に続いてリリーフとして6月4日に一軍復帰した。ここまで18試合(先発5、救援13)に登板し、3勝2敗4ホールド、防御率4.35と一時は勝利の方程式の一角を担うなど存在感を示したが、後半戦はアルカンタラが救援転向の見込み。先発の駒不足も想定され、及川とともに藤浪の先発復帰が現実味を帯びている。
チームは前半戦を終えて13年ぶりの首位ターンに成功。2位の巨人とは2ゲーム差をつけて首位を守った。しかし、指揮官は「誰か先発が出てきてくれないと。優勝にはプラスアルファが不可欠」としており、藤浪が救世主になれるかどうかは、矢野阪神の命運を握る大きなポイントになる可能性がある。
藤浪は26日、甲子園で最終調整。一軍での先発は4月23日のDeNA戦(甲子園)以来となり「もちろん結果が必要なことは分かっていますが、試したいことはありますし、その中でいい登板にできればと思っています。後半戦のローテで回れるようにアピールして、勝ち取っていきたいと思います」と力を込めた。投げ合う相手は“令和の怪物”こと佐々木朗希の予定で、非公式戦ながら注目の集まる一戦になりそうだ。
2戦目以降、阪神は伊藤将、ソフトバンクから加入した二保の先発が有力。中継ぎの石井将、野手の島田らファームからも新戦力候補を呼び寄せる方針で、若い選手にとっては気の抜けない“サバイバル”になる。東京五輪にも負けない熱い戦いを甲子園で見せる。
7/27 | 7/28 | 7/29 |
甲子園
神-ロ
18:00開始 |
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神-ロ
18:00開始 |
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神-ロ
18:00開始 |