埼玉西武ライオンズ
7.30(FRI)31(SAT)8.1(SUN)
阪神甲子園球場
東京五輪で日本人アスリートの活躍が目立つ中、猛虎ナインも自らと向き合い、課題に取り組んでいる。エキシビションマッチも2カード目となる30日からは甲子園で西武を迎え撃つ。矢野監督は「後半戦に向けての準備をどうしていくかということ。色々、やれることをやったなという期間にしたい」と個々のレベルアップをテーマに掲げている。
打線の中で新たな試みを行っているのが両主砲だ。佐藤輝は小指を浮かし、左手3本で握っていたバットを4本でつかむように変えた。「より正確に確率良くとらえるために必要なんじゃないかというところで試しています」。27日のロッテ戦(甲子園)では佐々木朗の155キロをとらえるなどいきなり2本塁打で4打点。内角速球の対応や見極めも含め、弱点克服に全力を尽くしている。
大山も同じく27日にロッテ・横山から右中間席にソロアーチを放った。球宴明けの練習から下半身で壁を作り、バットのヘッドを走らせる「ツイスト打法」を始めた。「速い真っすぐを一発で仕留めることができた」と本人も手応えを口にし、矢野監督も「体を一生懸命振るんじゃなくてヘッドを効かすというかね。いい角度のついたしっかりした打球だった」と評価している。
投手陣は西勇、及川、秋山の順で先発する見込みだ。前半戦は中継ぎで15試合に登板した及川にとっては、先発転向に向けたアピールの場となる。24日のウエスタン・中日戦(鳴尾浜)も3回を無安打無失点と好投した。
「先発とは気持ち的な部分も違いますし、力感というのも違ってくると思うので、少しでも感覚を戻していけたら」と高卒2年目の左腕は意欲を見せた。悲願のペナント制覇に向け、チームの底上げは欠かせない。
7/30 | 7/31 | 8/1 |
甲子園
神-西
18:00開始 |
甲子園
神-西
18:00開始 |
甲子園
神-西
18:00開始 |