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東京ヤクルトスワローズ

9.7(TUE)8(WED)9(THU)

阪神甲子園球場

巨人との首位攻防戦を驚異の粘りで2勝1分けと勝ち越し、再び首位に立った矢野阪神。7日からは同じく優勝を争う3位・ヤクルトを甲子園に迎えての3連戦だ。今季はここまで10勝3敗2分けと大きく勝ち越しており、強力な先発3枚で首位固めを狙う。

先陣を切るのはリーグ最多タイの10勝を挙げている青柳。現在自身8連勝中の右腕は今季、ヤクルト戦4試合で3勝0敗、防御率2.03を誇る。東京五輪でともに侍ジャパンの一員として金メダル獲得に貢献した主砲の村上には10打数5安打の打率5割、2本塁打とかなり打ち込まれているが「村上選手には警戒している中で打たれてしまっていますが、打たれても、点数に絡まなければいいのかなと思うので。村上選手の前に走者を出さないことを意識したいと思います」と力を込めた。

第2戦はドラフト2位左腕・伊藤将。ヤクルト戦は初登板で、白星を挙げれば13年の藤浪以来球団新人8年ぶりのセ5球団勝利となる。「晋太郎(藤浪)さん以来になることはすごくうれしいことなので、勝てるようにしっかり準備していきたいと思います」。目標の2ケタ勝利まで残り3勝。「山田選手や村上選手がポイントになってくると思うので、2人の前に走者をためないことを意識して投げたいと思います」と意気込んだ。

そして、第3戦が今季初登板初先発の髙橋。春季キャンプ中に右脇腹筋挫傷で離脱し、帰阪後には上肢のコンディション不良を発症。開幕ローテ当確だったはずの左腕の復帰は予想以上に遅れていた。甲子園では昨年10月5日の巨人戦以来約1年ぶりの登板。「本当に何一つ貢献できていないので、1年ぶりなどは関係なく、相手を抑えられるように思い切って投げていきたい」と巻き返しを誓った。昨季5勝のうち3勝を巨人戦で挙げた男の復帰は優勝争いの中で大きな意味を持ちそうだ。

ヤクルトの先発は初戦から奥川、小川、高橋の見込み。矢野監督は「俺らの野球を大事にするということを毎日言ってるわけで。相手がヤクルトに変わっても、自分らの野球をやれば勝つんだというのが一番強い。それを目指しています」と話した。巨人相手に見せた勢いは止まらない。

スケジュール

9/7 9/8 9/9
甲子園
神-ヤ
18:00開始
甲子園
神-ヤ
18:00開始
甲子園
神-ヤ
18:00開始