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読売ジャイアンツ

5.20(FRI)21(SAT)22(SUN)

阪神甲子園球場

今シーズン巨人戦は5勝4敗とセ・リーグ5球団の中で唯一、勝ち越しており、20日に先発する青柳は今季2戦2勝負けなし、防御率1.06と好成績を残している。伊藤将にウィルカーソンと鉄壁の投手陣をそろえ、宿敵・巨人を甲子園で迎え撃つ。

初戦は虎のエースがマウンドに上がる。青柳は4月22日のヤクルト戦(神宮)で今季初、自身2度目の完封勝利を挙げると、その日から3試合連続完投。5月6日の中日戦(バンテリンD)では延長10回の末、大野雄との投げ合いで敗れてしまった。だが、コロナ感染で出遅れたとは思えない投球で、わずか4登板で規定投球回に到達し、防御率はリーグトップに立った。

14日のDeNA戦(横浜)では、2003年・井川慶以来の4戦連続完投も期待されていたが、6回で降板。それでも4勝目をつかみ取り、チームの連敗を阻止した。今季5戦4勝1敗、防御率1.09の虎の大黒柱は「もっと長いイニングを投げて、しっかりずっと規定(投球回)に乗れるように頑張りたい」と気を引き締めた。

2戦目は頼れる左腕が帰ってくる。伊藤将は4月13日に新型コロナウイルスに感染。ファームでの待機が続いていたが、4度の実戦登板を終え、21日の伝統の一戦が待望の復帰戦となる。ルーキーイヤーの昨年は先発ローテを守り抜き2ケタ勝利を挙げた背番号27。今季は2試合に登板し、いまだ白星をつかめていない。甲子園で満員の虎党の前で今季初勝利を挙げたいところだ。

イケメン助っ人・ウィルカーソンにも注目だ。今季は5試合に登板し、2戦2勝。抜群の制球力で巨人戦は2戦1勝負けなし。右腕は「本当に自分の仕事をしていくだけ。良い投球を続ければ必ずいい結果になる」と意気込んだ。

打線は1番・近本、2番・中野、3番・マルテ、4番・佐藤輝が安定し始めた。マルテが復帰した10日の試合から6試合の平均得点は4・7点と上向き状態だ。18日のヤクルト戦(神宮)では今季最多の1試合4本塁打と猛虎打線が爆発した。本拠地は6勝11敗1分と負け越しているため、3連勝で勢いをつけたい。

スケジュール

5/20 5/21 5/22
甲子園
神-巨
18:00開始
甲子園
神-巨
14:00開始
甲子園
神-巨
14:00開始