中日ドラゴンズ
6.24(FRI)25(SAT)26(SUN)
阪神甲子園球場
得意の聖地で勢いをつける。6月に入って、甲子園で7勝1敗。矢野監督が「俺たちの野球は超積極的、諦めない、チーム全員で、そういう野球をこれからもしていきます」と話すように持ち前の投手力を軸に、打線が効果的な得点を挙げて白星を量産してきた。それだけに、勝利を積み重ねていく上で、24日からの中日3連戦(甲子園)は重要になる。
とりわけ、注目が集まるのはカード初戦だろう。先陣を切る青柳が竜の大黒柱・大野雄と投げ合う。思い出されるのが、5月6日のバンテリンドームでの一戦。互いに一歩もゆずらぬ快投で、虎のエースは9回まで完全投球だった左腕に負けじとスコアボードにゼロを並べた。ただ、スコアレスの延長10回に1死満塁のピンチを招き、石川昂にサヨナラ打を浴びた。誰も責められない力投をしながら、「大野さんが素晴らしいピッチングをしていたんで、僕もいいピッチングができたというのはあったんですけど。簡単にサヨナラ食らったんで、そこはちょっと情けない」と敗戦の悔しさを受け止めていた。再び投手戦が予想されるだけに、リベンジ星に期待がかかる。
2戦目を務める伊藤将は登板を追うごとに状態を上げ、前回18日のDeNA戦(甲子園)では3安打1失点で今季2度目の完投勝利をマーク。竜打線相手に今シーズン初登板となるが、ルーキーイヤーの昨季は3試合で2勝負けなし、防御率1.29と好相性を誇った。3戦目の先発が有力な西純も5月8日の敵地の一戦で6回3失点と試合を作っており、先発陣は好印象を持ってマウンドに立つことができるはずだ。
打撃陣のキーマンはやはり、5番・大山だ。6月の月間打率は3割を大きく上回り、はや2ケタ本塁打に乗せている。ただ、本人に慢心はない。「今までのシーズンを見ても、好不調の波が激しいのが僕の課題だというのは自分でも分かっています。いい時はなぜいいのかを自分でしっかり考えながら、この調子を最低でも維持できるようにやっていきたい」。中日戦はセ相手に最も低い打率1割3分6厘、1本塁打、4打点にとどまっているが、現状の背番号3なら変わり身を見せてくれるに違いない。
3番・近本はリーグ安打数が独走態勢に突入するなど好調で、井上ヘッドコーチは「3番に置いている自覚を持ってくれている」と評価。4番・佐藤輝も状態は悪くない。投打ともに地の利を生かし、同一カード3連勝を狙う。
6/24 | 6/25 | 6/26 |
甲子園
神-中
18:00開始
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甲子園
神-中
14:00開始
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甲子園
神-中
14:00開始
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