広島東洋カープ
8.30(TUE)31(WED)9.1(THU)
阪神甲子園球場
夏の長期ロードを終え、約1か月ぶりに甲子園に帰還する。今季の本拠地は47試合で29勝17敗1分け、勝率6割3分。得意のホームでの再出発へ、矢野監督も決意をにじませた。
「(夏のロードを)振り返る余裕はないよね。目の前を頑張ることで精いっぱいだし。過去も、もちろん大事だけど、これからの方が大事なので。あまり振り返っても。もちろん悪いところは反省して改善していかないとダメだけど、火曜日からの試合の方に気持ちはいっています」
30日からの4位・広島との3連戦。大事な先陣を託すのは青柳だ。前回23日のDeNA戦(京セラD)は5回7安打3失点で黒星を喫するなど、2日の巨人戦を最後に白星から遠のく。シーズン当初からイニング数をこなし、フル回転しており、我慢の時期に入っていることは間違いない。それでも、指揮官は「もう1回ここを乗り切るというのが、ヤギ自身のレベルを上げることになる」と絶大な信頼を寄せ、さらなるレベルアップを願う。赤ヘルとは今季初対戦で白星を挙げれば、2020年10月21日以来となる。今年は甲子園でリーグトップの12勝のうち、5勝をマーク。エースとして、再び流れを呼び込む快投に期待がかかる。
2戦目は伊藤将が先発の予定。自身3連敗中だが、すべて7回以上を投げて持ち味は発揮している。現在8勝で、新人から2年連続の2ケタ勝利へ王手をかけたいところだ。3戦目を任される才木も21日の巨人戦で3勝目を手にして、4戦連続クオリティースタート(6回以上自責3以下)と安定した投球が続く。「打線がつながるイメージがあるので、走者を出してもスコアリングポジションに置いても、しっかり0点で(ベンチに)かえってこられるように意識したい」と、3年ぶりの鯉打線相手に全力でぶつかる。
打撃陣は新型コロナに感染した主力の大山、中野、近本らが戦列に戻り、試合を重ねる中で状態は上向きつつある。大山は5試合連続安打中で、復帰後9試合で打率3割9分4厘(33打数13安打)の好成績。近本は同2割2分2厘(27打数6安打)ながら、広島戦はセ・リーグ相手では最も高い打率3割2分1厘(78打数25安打)を誇る。「我らの庭っていうのは甲子園だから」と井上ヘッドコーチ。地の利を生かして、再進撃を図る。
8/30 | 8/31 | 9/1 |
甲子園
神-広
18:00開始
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甲子園
神-広
18:00開始
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甲子園
神-広
18:00開始
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