首位・ヤクルトから始まる甲子園4連戦。すでに大幅に負け越している3チームを迎えての戦いとなるが、クライマックスシリーズ進出へ負けられない試合が続く。矢野監督は「もう勝つしかない。目の前の相手をどう叩くか、一生懸命考えながら、その中で自分たちの諦めない超積極的野球をしっかりやっていきたい」と力強く言い切った。今シーズン、チームの強みである先発陣が最後の大仕事へ向け、気を引き締めた。
18日のヤクルト戦は藤浪が先発する。今季、4番・村上との対戦成績は2打数無安打で2奪三振と封じてきた。しかし、対戦したのは開幕戦の3月。「先発として最後の試合になる。しっかり出し切りたい」と、進化を遂げ、3冠王を狙うスラッガーを止められるかが勝利へのカギとなる。
19日に登板する西純はヤクルト戦2戦2勝、防御率1.93と好相性。今季は村上を6打数1安打に抑える好投を見せている。さらに、9回1失点で完投勝利を挙げるなど、「まだまだ先輩方に引っ張ってもらってますけど、自分の投球ができている」と6勝3敗と奮闘する21歳。チームのために最後まで投げ続ける。
20日のDeNA戦は虎のエース・青柳がマウンドに上がる。今季は5試合で3勝1敗、防御率3.10。セ5球団では一番苦手としているが、最多勝利、防御率、勝率のタイトル受賞へ向けても大事な試合になる。8月2日から6試合勝ちなしだが、右腕は「自分の与えられた試合を一戦一戦、勝っていければ、おのずとタイトルはとれると思うので、本当に目の前の一戦を頑張りたい」と意気込んだ。
最後を締めくくるのは先発ローテ唯一の左腕・伊藤将だ。広島戦は今季3登板で0勝1敗、防御率7.16と苦戦。それでも、甲子園では昨年から10連勝をマークするなど、本拠地で結果を残している。2年連続2ケタ勝利にも王手をかけており、「残り試合も少ない。全部勝つつもりで投げていきたい」と気合を入れた。予定通り試合が開催されれば、ラスト甲子園となる大事な一戦。全員で白星を積み重ねる。
9/18 | 9/19 |
甲子園
神-ヤ
18:00開始 |
甲子園
神-ヤ
14:00開始 |
9/20 | 9/21 |
甲子園
神-ディ
18:00開始 |
甲子園
神-広
18:00開始 |