広島東洋カープ
4.18(TUE)19(WED)20(THU)
阪神甲子園球場
1週間の関東遠征を終えた虎ナインが甲子園に帰ってきた。17日は先発陣が本拠地で調整。18日からの広島戦に備えたが、西勇と青柳が後輩たちに笑顔で声をかけ、和やかな雰囲気に包まれた。敵地でDeNAに連敗したが、18日に先発する西勇は「ビジター、ホームで(変化は)いろいろあると思う。ファンの方々が味方になってくれればいいかなと思います」と呼びかけた。
対する新井カープは絶好調だ。開幕4連敗とつまずいていた2週間前とは、まるで別のチーム。6日の初勝利から8勝1敗と波に乗り、あっという間に首位に立った。直前の3連戦では、ヤクルトの強力な投手陣を打ち崩して3連勝。15日は逆転サヨナラ、16日は5点差をはね返した。打率.468でリーグトップに立つ秋山を中心に打線も活発。その勢いを止めるために、先発陣にかかる期待はやはり大きい。3連戦は抜群の制球力と安定感を誇る西勇に続き、技巧派左腕の大竹、右の本格派右腕の西純の順でマウンドへ。タイプの違う3人の好投手で迎え撃つ。
先頭に立つチーム最年長は「常に投手は一人だけど、みんなで連勝を続けられたら」と鼓舞した。大竹は15日のDeNA戦が雨天中止になったことにより登板日が変更。今季2度の中止で早くも雨男ぶりが話題になっているが「甲子園で投げろという神様のお告げ」と笑った。もともと広島は今季初登板で対戦する予定(5日に雨天中止)だったため「イメージはしやすい」と前向き。西純は「西(勇)さんが勢いを止めてくれると思うので意識する必要はないかなと思います」とリラックスした表情を見せた。
野手ではドラフト1位の森下が無念のファーム降格となったが、開幕前にその森下とのポジション争いを盛り上げた井上が一軍に加わる。ウエスタン・リーグ最多の4本塁打の長打力に期待。また、及川も中継ぎの一角として初昇格する。西純を含む2019年ドラフト1位~3位の上位指名トリオが4年目にして、初めて一軍に集結。若い力の躍動にも注目したい首位攻防戦だ。
4/18 | 4/19 | 4/20 |
甲子園
神-広
18:00開始 |
甲子園
神-広
18:00開始 |
甲子園
神-広
18:00開始 |