読売ジャイアンツ
4.25(TUE)26(WED)27(THU)
阪神甲子園球場
阪神は前カードの中日戦(バンテリン)を終えて、5球団との対戦が一巡した。首位に立つDeNAと、0.5ゲーム差の2位タイ。岡田監督はここまでを振り返り「チーム状況からいくと、まだええ方ちゃう?」と及第点以上の評価を口にした。
指揮官が手応えをにじませたのは、新戦力の両輪だ。「去年、勝ち星ないピッチャーが勝ってるから、この成績があると思うよ」。プロ3年目の右腕・村上が、今季2度目の先発となった22日の中日戦を完封でプロ初勝利。12日の巨人戦では7回を完全投球するなど救援を含めた3登板、計17イニング無失点と完璧な内容だ。ソフトバンクから現役ドラフトで加入し、開幕ローテーションを勝ち取った大竹は2戦2勝でチームの勝ち頭(がしら)。2人が巻き起こした新風にも乗るように、今季先発した7投手中、6投手が勝利を挙げる好発進につながっている。
中日との3連戦で計4得点だった打線の奮起こそ待たれるが、朗報もある。左肩の違和感で3月に離脱していた伊藤将が、27日の巨人戦(甲子園)で今季初先発。プロ入り後の2年で19勝を挙げるエース左腕の復帰で、さらなる投手力の底上げを図れそうだ。
本拠地に戻る25日からは巨人と今季初、甲子園での伝統の一戦を迎える。そのライバルは現在、5位に低迷するが、前カードのヤクルト戦(神宮)を2連勝で締めて開幕カード以来、6カードぶりの勝ち越し。23日の試合では主砲・岡本が9戦ぶりの2号ソロを放つなど、チーム今季初の1試合3発で8戦ぶりの2ケタ安打(11安打)7得点と勢いを侮れない。
しかし、「Gキラー」で迎え撃つ。25日の初戦に向かう西勇は昨季、巨人戦で2勝1敗、防御率0.90。甲子園では1勝0敗、計15回無失点だ。そして、27日の伊藤将は甲子園での2完封を含む3勝0敗、防御率0.38。ここに、26日は好調の大竹を巨人との公式戦初対戦にぶつける。
虎打線の覚醒までは、自慢の投手陣が腕を振るうだけ。いくつものドラマを紡いできた、聖地での今季初のTG戦に注目だ。
4/25 | 4/26 | 4/27 |
甲子園
神-巨
18:00開始 |
甲子園
神-巨
18:00開始 |
甲子園
神-巨
18:00開始 |