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広島東洋カープ

5.6(MON)7(TUE)8(WED)

阪神甲子園球場

ゴールデンウィーク最終日に甲子園に帰り、広島を迎える。今季ここまで2勝2敗1分けと五分の戦い。4月30日、5月1日のマツダスタジアムに続き、2週連続の対戦となる。手の内は知るところだが、初戦は新外国人投手のハッチとの初顔合わせ。岡田監督も「まだどんな投手か分からんな」と情報は十分ではないものの、こういう時こそ、得意の正攻法だ。150キロ台の直球に対し、好球必打。今季もリーグ最多の四球を選んでいる攻撃陣が冷静な対応で攻略する。

逆に第2戦の床田、第3戦の大瀬良とは早くも今季3度目。好投手・床田だが、2戦連続で黒星をつけており、イメージはいい。特に注目は佐藤輝だ。昨季は7打数4安打、2本塁打と相性の良さが目立ったが、今季も5打数2安打。自身の復調のきっかけもつかみたい一戦になる。対・大瀬良のキーマンは近本。昨年から12打数8安打と抜群で、1日もプレーボール初球をクリーンヒットしたように、初回から勢いをつけるスイングが期待される。

阪神の先発陣は万全。雨天中止によるローテーションの組み替えで、大竹がカード初戦を務めることになった。昨シーズンは7度の対戦で6勝0敗、防御率0.57と圧倒。甲子園では3試合で計1点しか許しておらず、岡田監督は「広島も大竹を嫌がっている」と不敵に笑った。1日に完投勝利を収めた村上は「変化球を上手く使えた。でも直球も投げないと変化球が生きない。捕手と話し合いながら」と準備。伊藤将も「ボール自体が良くなってきた」と調子を上げている。

広島打線では、秋山が9戦連続安打と好調。1番に固定された4月16日以降の打率は3割を超え、新井監督の「まっさらな状態で打席に入ってほしい」という狙いが当たっているが、切り込み隊長を封じて勢いを止めたいところだ。大竹、村上、伊藤将での広島3連戦といえば、昨年9月8~10日。10勝トリオが誕生し、優勝を確実にした。クライマックスシリーズも3連勝に導いた3人で今回も優位に立つ。

報知新聞社/安藤 理

スケジュール
5/6 5/7 5/8
甲子園
神-広
18:00開始
甲子園
神-広
18:00開始
甲子園
神-広
18:00開始
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