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両チーム無得点の引き分け試合に
延長12回の投手戦は、両チーム無得点の引き分けに終わった。
先発・スタンリッジは、中西投手コーチが「最初はどうなるかと思った」と言うほど、立ち上がりは不安定だった。しかし、イニングを重ねるごとに調子を上げ、7回4安打無失点。西岡、福留の好守に助けられた場面もあったが、「素晴らしい打線を相手にいいボールを投げられた。結果には満足している」と納得の表情を見せた。
その後も福原、久保、安藤、加藤のリリーフ陣が、巨人の強力打線を相手に完封リレー。これで、きのうから21回連続無失点だ。
問題は点の取れない打線。杉内、山口、西村、マシソンの前に沈黙し、送りバントのミスなどもあって、「初回しかチャンスらしいチャンスはなかった」(和田監督)。相手投手陣も踏ん張ったということだが、「打線の奮起あるのみ」という和田監督の言葉がすべてだろう。
4打数無安打に終わった福留と、2安打したものの、走者を得点圏に置いた打席で2度凡退した鳥谷がベンチ裏に出てきたのは、試合終了から約30分後だった。福留は「鳥谷と家族の話をしていただけ」とトボけたが、そんなはずはない。バットを振っていたと考えるのが自然だ。
この気持ちが、明日の勝利につながると信じたい。