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藤浪、うれしいプロ初勝利!
藤浪にはやはり、甲子園のマウンドがよく似合う。プロ3試合目の登板、2試合目の先発で、うれしいプロ初勝利を挙げた。
「素直にうれしいです。甲子園で初勝利できてよかった。ファンの方の声援がすごく大きかったですし、鳥肌が立つというか、すごいなと改めて思いました。(高校野球のときと違って)360度応援なので、すごく投げやすかったです」
いつも冷静な藤浪が「すごい」と感じるほど、ファンの声援は力になったようだ。
和田監督は試合前、「ブルペンでは球が暴れている」という報告を受けていたそうで、本人も「調子は良くなかった」と振り返ったが、それでもブランコやラミレスといった強打者にも真っ向勝負を挑み、仕留めたのはさすが。
6回92球での降板は、「もう1イニング行くと、(勝つ)確率も落ちるので」(中西投手コーチ)という首脳陣の判断。何とか勝たせてやりたいという親心だった。
試合後、「調子が良くなかったということは、もっといいピッチングをする自信があるということか」という質問を受け、「納得がいっていない部分もある。いいピッチングかどうかは分からないけれど、自分の投球はまだまだできると思います」と答えた藤浪。末恐ろしい19歳である。