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能見、阿部に痛恨の逆転3ラン

エース能見が主砲・阿部の一発に沈み、東京ドームで無敵の巨人に今季初黒星を喫した。

初回、敵失絡みで先制した阪神は、立ち上がり不安定だった巨人先発・宮國から3回にも二死満塁で6番新井貴がライト前にタイムリーヒットを放ち、序盤に2点をリードする上々の滑り出し。

しかし、阪神先発の能見は両外国人に連打された2回裏の一死満塁を凌いだ後の3回、4番阿部に中へ入った失投の真っ直ぐをライトスタンドへと運ばれ、2号逆転3ランを浴びてしまう。これによって、球団記録を更新していたチームの対巨人連続イニング無失点は37回で止まった。

4回にも捕逸(藤井彰)で走者に3塁へ進まれ、長野の詰まった当たりがレフト・マートンの前にポトリと落ちるタイムリーヒットとなる追加点を許して、完全な巨人の流れとなってしまった。

中西投手コーチが指摘するように、能見は完封した前回とは違って全体に「ボールが高く」、甘くなったところを巨人打線に痛打された。5番ロペスには3安打を許すなどペースに乗れなかった。結局6回で103球も投げて、9安打4失点降板。本人もよほど悔しかったのか?通常、試合中に広報担当を通じてリリースされる先発投手の談話も『ノーコメント』だった。

打線は、4回以降すっかり立ち直った宮國の前に8回まで完璧に抑え込まれて無抵抗状態。9回には、抑えの西村から新井貴がこの試合2本目のヒットを飛ばすが、反撃もここまで。4対2と宿敵に敗れ、巨人は東京ドームで開幕から負けなしの9連勝となった。

「(1点ずつ)コツコツ行ったのに、(一発で)ゴーン!とやられたな」。初めてカード初戦を失った試合後の指揮官は、厳しい表情で振り返った。「(能見は)立ち上がりは良かったけど、打席(2回表のピッチャーゴロ)で詰まってしまって、抑えが効かなくなった」とエースは庇ったものの、4安打に終わった打線には苦言も…。

「ひっくり返された後、もう一回行く反発力が足りない!」。和田 豊監督が怒りをあらわにする。不振が続くコンラッドの打席内容については「今日はもう振り返りたくない」と突き放した。

左太もも裏肉離れから一軍再登録の新井良は9回代打で出場した(投ゴロ)が、「(スタメンで)使える状態なら使ってるよね」と微妙な言い回し。次の試合に含みを残して、東京ドームを後にした。