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四番の一発！マートンがサヨナラ本塁打
2夜連続のサヨナラだ！ 西武先発・牧田をなかなか攻略できず、1対1で迎えた9回裏。先頭で打席に入ったマートンは、初球空振りの後、バットを交換した。
「前の打席で詰まったときに（結果は遊ゴロ併殺）割れていたみたいなんだけど、それに気づいていなかった。空振りの後、バットの向きを変えたら、マークの辺りにヒビが入っていたから換えたんだ」
仕切り直しの2球目。マートンは甘く入ったスライダーを見逃さず、レフトスタンドにたたき込んだ。
「パ・リーグであれだけの防御率（1.66）を残しているのだから、何度対戦しても、打つのは難しいピッチャーだと思う。スピードだけを見ると、それほど速くないから、速い球に対して準備しづらい。そうすると遅れがちになるから、アグレッシブに行こうと思った」
きょうは浜風とは逆の、ライト方向への風だったが、それを感じさせない完ぺきな打球だった。和田監督も「泳ぎ気味だったけど、牧田君のスライダーは、ああいう打ち方じゃないと、とらえ切れない」と絶賛。これぞ四番！という一発だった。
2試合連続のサヨナラ勝ちで、チームのムードは最高潮。明日、試合がないのがもったいないくらいだが、これで交流戦も1つの勝ち越しとなった。残り6試合。1つでも貯金を増やしたい。
