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2000年以来となる横浜に3連敗…
きのうも痛い敗戦だったが、きょうはさらに痛い。横浜に甲子園で3タテを食らったのは、2000年以来13年ぶり。ルーキーに初完封勝利をプレゼントし、4連敗を喫したタイガースは、巨人とのゲーム差を今季最多タイの5.5に広げられた。
とにかく打てない。きのうまで3試合連続1得点だった打線は、とうとう無得点に終わった。得点圏に走者を進めたのは初回だけで、またしても「振り返れば、あれが最大のチャンスだった」という展開に。
水谷チーフ打撃コーチは「しんどいときやなあ」とため息をつき、「全体的に落ちている。元気のあるヤツが出てこないと。でも、このメンバーしかおらん」と、レギュラー陣の奮起に期待するしかなかった。
投手陣も9回に調整登板した福原以外、総崩れ。0対10の大敗に、和田監督は「屈辱以外の何物でもない。この3日間、超満員の中でゲームをさせてもらって、途中で席を立たせる展開にして申し訳ない」とファンに詫びた。
さらに悪いことに、正捕手の藤井が、5回に右前打で出塁した際、左太ももに違和感を訴えて途中交代した。本人は「大丈夫だと思う」とコメントしたが、日高が故障離脱中で、小宮山も抹消した今、藤井までいなくなっては、チームはガタガタになってしまう。
和田監督は藤井について、「(クラブハウスに)上がってみないと分からない」と言い、「(故障者が出ても)カバーする選手が出てこないといけない」と話したが、チームは本当に苦しい状況だ。
あした1日の休みを挟んで、火曜日から仕切り直すしかない。