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鶴、3年ぶりとなる先発白星!
“スミ1”で勝った。守り抜いたのは2シーズンぶりの先発となった鶴と、台頭してきた2年目の松田、そして、投手陣最年長の福原だった。
鶴は7回を投げて散発4安打無失点。四球も1つだけだった。三振も1つだが、打たせて取るのが鶴の真骨頂だ。
「勝負どころでの投げミスもそんなになく、押して行けました。(変化球が多かったのは)ヤクルトは粘り強いですし、バレンティンの前にランナーを出さないように、かわすところはかわして、攻めるところは攻めていこうと思っていました」
先発での勝利は、10年7月3日の巨人戦以来3年ぶり。鶴は「重みが違います」と喜びを噛み締めた。
2番手の松田は、初めての1点リードの場面での登板に、「先発の勝ち(を背負って)とか、いろいろある。いつもより緊張しました」と、やや力みが感じられたが、1安打のみに抑えてバトンをつないだ。
最後は3連投の福原。36歳のベテランは「しんどいッス」と苦笑いを浮かべたが、それを感じさせないピッチングだった。9セーブは抑えを務めた1年目以来だ。
負けられない試合が続く中、投手陣には厳しい展開ばかりだが、「しんどくなったら、カトちゃん(加藤)もいるし、みんないるんで大丈夫です。何とかなります」と、ブルペンのリーダーは力強く言った。
きょうの勝利で、後半戦に入ったときの貯金13に戻した。「ここから再スタートの気持ちでやっていきます」と和田監督。あしたも勝って、最下位ヤクルトを3タテしたい。