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先発全員安打で久々の快勝!
9安打6得点。先発野手全員安打で久々に快勝した。
このところ打線が湿りがちだったため、藤浪が初回に1点を失ったときには嫌な感じがしたが、2回に新井のソロホームランで同点に追いつくと、その回、一気に逆転した。
福留の右翼フェンス直撃の打球を、バレンティンがお手玉。「ファンブルしたのが見えたので、あの深い位置なら勝負できると思った」という福留の好判断で無死三塁となり、ヤクルトの内野が前進守備を敷いたおかげで、続く関本の打球がセカンドとセンターの間にポトリと落ちた。これで逆転。一死後、藤浪がしっかり送り、西岡がファウルで粘った後の8球目を右前に運んで、関本をホームに迎え入れた。
「新井の一発ですぐ追いつけたのが大きかった。それで終わらずに福留が続いて、関本もスタメンは久々だったけど、きっちり仕事をしてくれた」と和田監督。関本は今季2度目のスタメン出場だったが、「守備固めで初回から入っている感覚で、違和感はなかった」とサラリと言った。
4回に鳥谷の内野安打で1点を加えると、8回には相手投手陣の四死球連発で2点を追加。投手陣が2失点で踏ん張り、4連勝を飾った。
デーゲームで巨人が敗れたため、自力優勝の可能性が復活したが、「それは関係ない。自分たちは一戦一戦、勝っていくだけ」と誰もが口をそろえた。まだゲーム差は6.5。ここから大型連勝して、27日からの直接対決に臨みたい。