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悔しい1点差負け 目標をCSにシフト!
4時間3分…きのうに続いてのロングゲームは、やはりきのうに続いて阪神が粘りを見せた試合だったが、あと一歩届かず。悔しい1点差負けで、巨人の優勝をアシストしてしまった。
先発・秋山が、中西投手コーチに「独り相撲。1人で野球をやっていた」と酷評されるピッチングで5回3失点。6回、同点に追いついたものの、直後の7回、2番手・久保田が自らのエラーで1点を失うと、さらに四球でピンチを広げ、3番手・加藤がユウイチに3ランを浴びた。
悔やまれるのは、同点に終わった6回の攻撃だ。福留の適時二塁打で2点を入れ、なおも無死二塁のチャンスだったが、右打ちを試みた新井良は空振り三振。続く柴田も二飛に倒れ、勝ち越すことができなかった。
「振り返ると、あそこで主導権を握れなかった」と和田監督。新井良に送りバントではなく右打ちを指示したことについては、「勝負に出た」とコメントした。
打線は7回にも4本の長短打を集めながら2点止まり。8回には代打・関本のヒットで1点差まで詰め寄ったが、追い付くことはできなかった。
試合終了は18時3分。東京ドームの試合開始から3分で、巨人の優勝が決まった。
「悔しいけど、いろんなものを吹っ切って前に進むしかない。目標を1つ落とさないといけないけど、我々には使命がある。何としても、もう1回、東京ドームに行って勝負をしないといけない」
和田監督は言葉を振り絞った。クライマックスシリーズ第1ステージを勝ち上がり、東京ドームへ乗り込む。そして、やり返す。今後はそこへシフトしていくことになる。