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ルーキー三嶋から1点を奪うも後が続かず…
痛恨の1球だった。1対1の同点で迎えた8回。2イニング目に入った2番手・ボイヤーが、2本のヒットで一死一、三塁のピンチを招くと、五番・中村紀は浅いライトフライに打ち取ったものの、途中出場の多村にセンターバックスクリーンへ運ばれた。
「低めを狙ったのが真ん中高くに行ってしまった。失投です」
7回は3者連続三振に斬って取り、ボールは走っているように見えたが…。
「2イニング目に何かが変わったというわけではない。ただ、初回に球数を使ってしまったのは事実」
中西投手コーチも「球数の問題で、ある程度を超えてくると、(球威が)ちょっと落ちる。(短期決戦の)CSとかになると考えないといけない」と、今後の起用法を見直すことを示唆した。
打線はこれまで19回2/3を無得点に抑えられていたDeNAのルーキー・三嶋から、3回にようやく1点を奪ったものの、後が続かず。9回、3番手・ソーサから内野安打と相手エラーで1点を加えるのがやっとだった。
「攻撃が、流れを引き寄せられないままズルズル行ってしまった」と和田監督。広島が初のCS進出を決めたため、「ピッチャーの良いチームなので、打ち合いにはなりづらい。きょうに近いゲーム展開で、どうやって1点を取って行くかを考えないと」と、得点力不足の打線に頭を抱えていた。打開策はあるのだろうか…。