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サンズの2発で開幕戦白星スタート

2013年3月31日、開幕3戦目の先発マウンドに高卒ルーキーが上がった。これが藤浪のプロ初登板。打線の援護に恵まれず白星はつかめなかったが6回を3安打2失点に抑え、三振は7つ奪った。8年後、開幕マウンドを任されると初回を三者凡退に抑える上々の立ち上がりを見せた。

この投球に打の怪物ルーキーが応えた。2回、大山とサンズの連打で無死1、3塁のチャンスを作ると佐藤輝がレフトへ犠牲フライを放つ。「初打席でしたが普段通りの気持ちで打席に立つことができました。ランナーのいる場面でしっかりと仕事をすることができてよかったです」オープン戦6本塁打の大砲はプロ初打席で初打点をマークした。

このまま試合の主導権を握りたかったが2回からは苦しい展開が続いた。守備の乱れや暴投で毎回ピンチを招く。それでも藤浪は決定打を許さず5回を2失点と粘り試合を作った。「初めての開幕投手でしたが、ボール自体も良く、精神状態もいい状態で臨むことができました。ただ、5回は悔しいイニングとなり先発としてもう少し長いイニングを投げたかったです」

打線は4回にサンズが本塁打、6回には大山が3塁線を破る適時2塁打を放ち加点。3-2と1点リードで終盤を迎えた。

緊迫の展開で矢野監督が動く。7回のマウンドに石井を送り、セカンドに中野を起用。大事な場面をルーキーに託した。しかし手痛い一打を浴び同点を許してしまう。今季は延長戦を行わないため引き分けも視野に入った8回、サンズのバットが再び火を噴いた。

フルカウントからのスライダーを完璧に捉えレフトスタンドに叩き込む。「出来るだけ早くリードしたい思いはありましたし良いスイングが出来ました。今年もハッピーハンズがたくさん出来るよう頑張ります」この一度で勝ち越すと最後はスアレスが締めて逃げ切りに成功。3度追いつかれたが1度もリードは許していない。優勝候補として迎える今シーズン、初戦で地力の高さを証明した。