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3点ビハインドを引き分けに持ち込む

相手バッテリーにとってはずっしりと重い先制点だったに違いない。

初回、先頭の近本が粘って10球目をセンター右へ弾き返し2塁打で出塁する。糸原の進塁打で1死3塁とするとマルテも粘りを見せ、12球目に適時打を放ち先制に成功した。しぶとい打撃により中日の先発・小笠原が立ち上がりに要した球数は34球、単なる1点以上のダメージを与えた。

援護点をもらった先発の西勇は2回と4回に2点本塁打を浴びてしまうが打線が鼓舞する。4回にマルテの四球と佐藤輝の2塁打でチャンスを作るとロハス・ジュニアの内野ゴロの間に1点を返し、さらに得点圏打率.500とここ1番に強い梅野の適時打で3点目を奪う。リードを広げられてもすぐに取り返し1点差に迫った。

野手は守りでも西勇を援護する。5回無死1塁からセンター前に抜けそうな強い打球をショートの中野がダイビングキャッチで抑えそのまま2塁へグラブトス、ファインプレーでピンチ拡大を防いだ。バックの好守に助けられた西勇は本塁打以外に失点せず7回までマウンドを守った。

高い修正能力を発揮したエースの好投に打線も応える。1点を追う7回に2死から代打・原口の内野安打と近本の四球で走者をためる。この絶好期に糸原がライト前に落とすと2塁から代走の熊谷が快足を飛ばし生還、土壇場で試合を振り出しに戻した。

4-4の8回は岩崎が、9回はスアレスの鉄壁リレーが中日打線を封じ込めると最終回の攻撃は足で見せ場を作った。

先頭の梅野が安打で出塁し代走の植田が盗塁を成功させ無死2塁とした。中野は送りバントを失敗してしまうが1死1塁からスタートを切る。チームとしてこの回2つ目の盗塁で再びサヨナラのチャンスを演出した。惜しくも糸井の放った鋭い打球はセカンドへのライナーとなり、2走の中野も帰塁出来ずゲームケットとなってしまったが最後までやりたい野球を貫いた。

明日からは上限5000人ながら有観客試合となる。ファンと共に白星をつかみたい。