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完封リレーで後半戦勝ち越しスタート
4本塁打で快勝を収めた前日の勢いそのままに、先頭打者アーチが飛び出した。
初回、先発の秋山がピンチを招きながらも無失点に抑えると、その裏の攻撃で近本がライトスタンドに叩き込む。「(初回の第1打席は)試合の流れを決めるものだと思ってます。1番大事に入ってます。しっかり振り切りました」という見事な一撃で先制に成功した。
3回には近本が安打で出塁し糸原が叩きつけた打球で得点圏に進める。1死2塁のチャンスを作るとサンズがセンター前に弾き返し近本をホームに迎え入れた。
序盤から援護点をもらった秋山は粘りの投球を続けた。今季の広島戦は4試合に登板して3勝0敗、防御率2.22と好相性。安打を打たれながらも要所を締め、あと1本を許さない。ダイビングキャッチのロハス・ジュニア、盗塁を刺した梅野らバックの好守備にも助けられ5回を無失点に抑えた。「広島打線の対応の変化も感じ、うまく投げ込んでいくことが中々できずに苦しかったですが、ランナーを出しても粘ることだけを考えて投げました。その結果、なんとか5回まで0点で抑えることができたのかなと思います」と試合を作った。
継投に入った後半は及川、馬場とつないで得点を許さず、8回はアルカンタラが相手のクリーンアップを三者凡退。新たな勝利の方程式が機能すると、打撃陣も奮起する。2点リードの8回にサンズと大山の連打でチャンスを作り、ロハス・ジュニアの適時打で貴重な1点を加えた。
3点差をつけた9回は金メダル戦士、岩崎がきっちり締めて逃げ切りに成功。「しっかり自分の仕事が出来てホッとしてます」と完封リレーを完成させた。
後半戦最初のカードで勝ち越しを決めた矢野監督は「良い形でまた火曜日からやれると思います。目の前の試合を全力で戦います」と力強く言い切った。来週はビジターでの6連戦、連勝した流れをつなげたい。