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一発と好投。助っ人の活躍で3連勝
助っ人・・・手助けをする人
外国人選手の活躍ぶりは正に勝利への、そして優勝を手助けするものだった。
まずは3回、両チーム無得点の序盤戦にマルテが先制のソロアーチを描く。「しっかりと良い当たりを打てました」という一振りは3試合連続の本塁打。またしてもレフトスタンドに運び、試合を動かした。
先発のガンケルは今季中日戦2試合に登板して2勝0敗、防御率0.68。過去の成績からすればこの1点があれば十分、実際にその通りの素晴らしい投球を見せた。
長打になりにくいゴロを打たせてアウトを重ね、得点圏に走者を背負っても冷静に目の前の打者を料理する。サード・大山の好守備にも助けられ7回途中を4安打無失点、先発の役割をしっかり果たした。
「ゴロを打たせて守備に取らせる、これが自分のピッチング。今日はそのピッチングが出来て良かったです。これからも自分のピッチングをしていきたいと思います」
及川がリリーフした7回はワイルドピッチにより1死3塁とするが捕手の梅野は冷静だった。打者を三振に仕留め2死とした後、飛び出した走者を三本間に挟みアウトにした。8、9回に控えている岩崎、スアレスの存在が中日ベンチにとって脅威だったに違いない。1点を追う中でゴロゴー、ギャンブルスタートなどの作戦が考えられたが焦りからミスでチャンスを潰した。
登板前から試合展開に影響を与えるリリーバーはもちろん鉄壁、岩崎もスアレスも1点差の緊迫した終盤戦でもいつも通りの投球で無失点リレーを完成させた。160キロの豪速球で試合を締めくくった守護神は「チームが(セーブの)機会を作ってくれるので、私自身も自信を持ってこの場に立てていますし、それを生かすことが出来て満足しています」
来週の火曜日からはDeNA、ヤクルト、巨人と関東でのビジターゲームが続く。残り試合から考えてこの9試合で優勝の行方が決まると言っても過言ではない。矢野監督は「3連勝で全員で戦う態勢は作れたので、1試合1試合、僕たちの試合をして精一杯戦っていきます。ファンの皆さんも一緒に戦ってくれたら嬉しいです」次に甲子園に戻って来るのは2週間後の17日。その時のチームは高揚感に包まれているに違いない。