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打線を組み替え9回の反撃も届かず
長打力よりも勝負強さを。ベンチはそんな期待を込めて開幕からクリーンアップの一角、5番に糸原を起用していた。しかし思うように打線がつながらず打線を組み替えた。糸原を2番に戻し、下位打線に厚みを加えていた大山を5番に上げ、相手先発が左腕の床田ということもあり糸井はベンチスタートで両打ちのロハス・ジュニアがスタメンに名を連ねた。
来日2年目の助っ人は今季初のスタメン起用に結果で応えた。両チーム無得点の5回、ロハス・ジュニアが先制の一発を左中間スタンドに運んだ。
「自分自身にとって今シーズンの1本目だったけど、これからもチームを勝利に導けるように打っていきたいね」
先発の伊藤将はテンポ良く、しかも丁寧に低めとコースを突き好調な広島打線を手玉に取る。昨季の広島戦は4試合に登板し3勝0敗、防御率1.09。得点圏に走者を背負っても落ち着いた投球でお得意様を料理した。援護点は1点のみながら5回まで2安打無失点、球数65球と理想的な投球で試合を作った。
しかし6回に逆転を許すと球数が100球を超えた7回にも失点を重ね、今季初登板での初勝利はならなかった。
「ピンチの場面で変化球が浮いてしまい、悔いの残る投球となりました。この反省を次回の登板に活かせるように頑張ります」
1死2、3塁でリリーフ登板した浜地も勢いづいた広島打線を止められずリードを広げられてしまった。
3番手の小野も2点を失い攻撃へリズムを作れない。ようやくの反撃は7点を追う9回だ。近本の安打とマルテの四球で1死1、2塁とし佐藤輝の適時打で1点を返す。さらに大山の併殺崩れの間に3点目を奪う。逆転には至らなかったが終盤の粘りを明日につなげられるか。悪い流れを止めるべく明日は伊藤将以上の広島キラー、秋山が先発する。