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3発含む16安打11得点の猛攻で大勝

1勝1敗で迎えたヤクルトとのカード3戦目は雨の影響により30分遅れで始まった。プレーボールを今かと今かと待っていた猛虎打線はいきなりアクセル全開だった。

初回、1死から安打で出塁すると佐藤輝の鋭いスイングが一閃。甘く入ってきた初球を逃さずライトスタンドに叩き込んだ。

「先制点が欲しい場面だったので、初球から思い切って振っていこうと思って打席に入りました。打った瞬間手ごたえはありましたし、甘い球を1球で仕留めることができて良かったです」

リーグトップに並ぶ今季6号は相手の出鼻をくじく2点本塁打。10球で先制に成功してもまだ攻撃の手を緩めない。安打で出塁した大山を1塁に置き、中野もライトスタンドにアーチを描いた。

佐藤輝と中野は同期入団でプロ2年目、キャリアはまだ浅いがすっかり欠かせぬ戦力だ。中野は無死1、3塁でまわってきた3回の第2打席でもレフト前に運ぶ適時打を放つ。中押し点を奪うとこの回さらに梅野の内野ゴロの間にも加点し6-0とヤクルトを突き放した。

大量援護を受けた先発のガンケルは本調子でない中でも序盤3回を無失点。4回に2点を失ったが粘りのピッチングで5回までマウンドを守り、先発の役割は果たした。

「序盤で味方が大量援護してくれたので、チームの流れを切らないようにストライク先行を意識して投げたよ。調子は良くなかったけど、守備にも助けてもらいながら何とか試合を作ることができて良かったね」

次の1点が大きな意味を持つ6回には1死から近本が四球で出塁すると盗塁を成功させ、相手の守備の乱れにより生還を果たした。欲しかった追加点を挙げるとその裏には渡邉がマウンドに上がる。前日に続いてヤクルトの4番・村上から三振を奪い、後続も打ち取って三者凡退。大事なイニングで相手に流れを渡さず、これでペースをつかんだ。

7回は小幡がプロ初本塁打を放つ。「外野の守備位置が前に来ていたのがわかったので、思い切り振り抜きました。(プロ入り初ホームランについて)見ている方々は非常に驚いたと思いますが、僕自身も驚いています」

8回にも中野の犠牲フライと島田の適時打で2点を追加した。終盤に小刻みに加点し16安打11得点。今季初の2桁得点で大勝し打線は底を抜けたはず。一発を含む3安打4打点の活躍を見せた中野は「このいい流れを明後日以降につなげていきたいと思います。来週からは全部勝つつもりで全力でやっていきます」と力強く宣言。甲子園でも打線爆発に期待が高まる。